昨日のお昼にようやっと退院できました。

長い、長い6日間。
疲れたよ、痩せなきゃ。

 

ここで倒れちゃいけないって書いたばかりなのに、

この入院で、また先行き不透明になっちゃった。
数値が悪かったこと、放置すると生活に支障が出ること、

治療をするには栄養状態を良くしなければいけないこと、

頭の中では理解していても、点滴も、

思うように体を動かせないことも、

日に日に脂肪が貯まる感じも、すごくすごく嫌だった。
怖かった。
 

これを元に戻すには、比喩でもなく、血の滲むような、

命をすり減らすような活動を何日続けなければいけないのかな。

栄養状態の名目で体重を増やされるたびに、

私の身体が酷使され壊れていくの。

治療を受けることで命が縮むなんて、なんて皮肉な。
 

変化なんて望んでやしないのに

「自分のペースで」なんて言われるけど、

それはきっと口ばかりで、私は強引に太らされてくのかな。

自分のために痩せたいだけなのにね。
落ち着いて、とりあえず痩せなきゃねってわかってるんだけどね、

苦しいよ。

 

遠ざかる狭き門。
痩せ姫になれますかって、その扉をトントン叩いてるみたい。
 

私は痩せ姫になれますか。
なるだけの努力を積めますか。
なれたとしてそれを続ける覚悟はありますか。


全部の問いに、ためらいなく「はい」って答えられたらいいのに。

迷いなんて要らないはずなのに。生きるって難しい。
執着を、痩せ以外への執着を、全て捨ててしまいたい。

そしたら、どれだけ幸せだろう。

 

どうしても、摂食障害を「治すための」お休みなら要らないのです。

休めるためなら休みたいけども、それはあくまで

「よりいっそう痩せに専念するための」お休みであって欲しい。
 

摂食はあくまで手段で、目標は痩せることなのだから、

治すも何もない気がします。
約束を破るのは好きじゃないから、なおさら、

治すために休む……ということはやめさせてほしいのです。

それなら休まないほうが何万倍もまし。

罪悪感を抱かなくて済むの。

 

全てを吹っ切れたらどんなにか楽なんでしょう。

赤の他人の「善意」がまとわりついて重い。

身軽に生かせてください。
こんな太った姿で死ねない、痩せ姫にならなきゃ死ねない、

で、生きてるのに、希望を潰さないで。

 

もう二度と病院に行きたくなくて、でも死にたくなくて、

倒れるのはもう嫌で、どうしたらいいかわからなくて、

でも食べたくはなくて、動き回って、食べられないって泣いて、

今日はそんな一日でした。
 

泣き言はもう終わり。
痩せ姫を目指してることを「そんな苦しいこと……」

みたいに非難してる人に負けたくないから、

楽しいことをこれからはつぶやくからね。
 

今の私は幸せなのよ。
他の生活をするより、他の目標を目指すより、よっぽど。