「横になるのも、
平らな布団では骨が当たって痛いのです。
座布団を何枚も敷いて、
骨が当たらないように形を整えてからでないと、
横になることもできません。
長く座っていても、肉がないので
尖った腰骨でお尻の皮膚が痛くなってしまいます」
痩せ姫(153センチ22キロ、29歳)の言葉。
週刊誌に載ったインタビューの一節だ。
今朝ふと、夏は布団も服も薄くなるから、
痩せ姫のこうした痛みも増すのではと思った。
ただ、その痛みが痩せている実感をもたらす、
というところもあるから、問題は複雑というか。
手や脚に痣ができやすいのも、
痩せた証しであり、勲章のように感じる。