こんにちは!山崎治療室の山崎明日美です
以前のブログで、
去年、大切な方が亡くなりましたという
お話をさせていただきました。
実はその方は元義母でして、
家族であった時もそうでなくなった後も
ずっと仲良くしてくれた素敵な方なのです
そんな私たちは共通の趣味がありました。
それは、アイリッシュハープ
図々しくも、彼女が使っていたハープを
譲っていただき、
壊れていたので修理を頼み
先日、綺麗になって戻ってきました
(修理をしてくれたのは、ギターやウクレレを作成される
アトラス工房さん、ありがとうございます)
生前、彼女は物に思い入れを持つタイプの方で
たくさんの物を人にプレゼントしたりするのが
好きな方だったように思います。
私もたくさんプレゼントをいただきました
その思いを汲んでか、
彼女のご主人が友人たちに
彼女の愛用の物たちを形見分けしてくださいました。
私もハープを含め、形見のお品をたくさんいただきました。
思い出が詰まった物だから大切にしなきゃ・・・
なんて思ってしまうところですが
実際、亡くなった方はどう思っているのでしょうか?
結論から言うと
天の世界に還った方は執着がない状態なので
この世に残してきた物や人のことは気にならないようです
人は亡くなると天の世界に還るのですが
その前に「三途の川」を渡るようです。
三途の川は人によって、川の幅や深さが異なるようで
執着が多い人は、川の幅が広くて渡ることができないと
聞いています。
反対に執着が少ない人は
川といっても幅は狭く、跨いで渡れるようです。
三途の川を渡るのに渡し舟は来ないので
自分で渡るしかないようです
渡し賃の六文銭もいらないのですね
大切なことは
「三途の川を無事に渡ること」であり、
そのためには
「三途の川に自分の執着のもとを
捨てること」だそうです。
執着は人それぞれだけれども、
お金や預金通帳、権利証、宝石や大切にしていた物、
物だけでなく
家族や恋人への未練、自己顕示欲など
心を重くする想いなんかも含まれるようです。
執着や未練を持って
天の世界には還れません。
持って還れるのは、この世で体験したことだけ。
もし三途の川を渡るときが来たら
川に執着や未練のもとをバンバン捨ててくださいね
もちろん、元義母は天の世界に還られ
「私が残したものだからと思う必要はないよ。
生きている人たちも、私から卒業してくださいね」
と仰っているようです
最後までお読みくださり、ありがとうございます
参考
「心の発見 生きている間に知っておいてほしい 22のたいせつなこと にゃんちゃんの言うとおり3」井出章彦