2018年8月28日
今まで2日にわたり静岡県立がんセンターに検査で通い
三度目の正直でないけど、今日やっと主治医に会える日がやってきた。
この日は看護師の妹も休みだったということで母とともに付き添ってくれた。
診察券を受付の機械に通して出てくる予約表に
「乳腺外科 林友美」と書かれている、
この人が主治医らしい。
自分の番が来て診察室に入る
林先生は30代後半から40代だろうか
ふじの町クリニックの先生やこの前の予約手配してくれた先生と違って
にこやかな笑顔で迎えてくれた。
先生は私の方に向き合うと
「どこまで話聞いてるかな?」というので
私はまだがんセンターで医師から何も話を聞いていないけれど、
ここに紹介してくれた医師からはこういう風に説明を受けてますと話した。
すると
「そこまでわかっていたら話が早い手術日を決めよう」
と言って、すぐさまスケジュール表を確認。
「9月14日キャンセル出て空があるね、する?」と聞いてきた。
「エッッ~半月後なんて仕事の調整がつけられません
10月まで予定が入ってます」と言ったら
手術日は11月8日に決定してしまった。
部分切除なので入院期間は四泊五日。
前日7日に入院して、手術日の二日後の10日は退院できるという。
思ってもいない急展開に戸惑う。
私:「あの~手術日云々の前の問題として
手術は部分切除で本当にいいのですか?
この前の検査で他に悪いところは出てきてないですか?」
林先生:「問題ありません。でも実際に手術で胸を開けてみて思ったより
広がっていたら全摘になる可能性もあります。
その場合は入院期間は2週間です」
私:「サブタイプの検査結果を聞いてないので教えてほしいのですが」
林先生:「そんな悪さをするタイプじゃないですね
抗がん剤はやらなくて大丈夫でしょう」
紹介状を書いてくれたふじの町クリニックの先生は
常に苦虫かみつぶしたような渋ーい顔をして愛想悪かったが
説明はとても丁寧だった。
それに比べ主治医の手術林先生
人当たりもいいし、話しやすい感じなのだが、あっさりしすぎのような・・・。
質問すればちゃんと答えてくれるからいいけど。
多くの患者を抱えるがんセンターの医師だから
時間をかけて悠長に診察なんかできないのだろう。
この二人の医師のギャップに驚いているうちに診察は
アッという間に終わってしまった。
私はもう必要な検査はすべて済んでいるので
あとは手術前の説明を聞きにくればよいそうで
その予約日が10月30日となった。
ほぼ2か月間、がんセンターにも来なくていいらしい。
そういうものなの?とも思ったが
仕事も忙しいからちょうどいい。
とにかく、
手術は部分切除、抗がん剤はやらなくていい
この2つが確定して気がかりは解消された。