乳がん検診の再検査の結果を聞きに来たら

まさかの黄色信号。

右胸にある僅か2センチ弱の腫瘍が

悪性かどうか再々検査を受けることになった。

どんな検査かいつまんでいうと
この記事のタイトルにあるように
「注射器の太いので乳腺腫瘍の一部を吸引」して
その組織を専門機関で診断してもらうという。
 
この時注射針の太さは3段階あって、
今回は私が受けることになった一番太いやつだと、
検査ではなく手術に相当するらしくて
場合によっては保険金の申請ができるので、
保険会社に確認してみるといいと先生から教わった。
 
後日加入する保険のコールセンターに問い合わせしたら
結果ダメだったが,これはそこの会社(マニュライフ生命)が
それを認めていないのか
私のかけている保険内容ではカバーできないのかは?だ。
 
ちなみに保険の申請ができるかどうか問い合わせするため
この検査というか手術の正式名称を教えてもらったのだが、
「乳腺腫瘍画像ガイド下吸引術」というそうだ。
 
さて、検査に話を戻そう。
先生はエコーで胸の中の画像を見ながら作業をするが
私もモニターが見ることができるので
その様子をいちいち解説というか実況中継してくれる。
最初に注射した麻酔の液が広がっていく様子とか
その後の検査針が腫瘍をめがけて進む様子もわかった。
 
この先生は愛想はよろしくなくて、ずっと渋い顔のままだが、
こんな感じで説明はとても丁寧。
インフォームドコンセントがしっかりしているのはありがたいが、
その時私は直前にUさんからかかってきた電話が気になり
そんな解説いいから早く済ませて_-----って感じだった。
 
針が腫瘍を吸引するときは少し大きな音が鳴る。
3回にわたって吸引が行われたが
麻酔の効果か痛さはほとんど感じない。
 
針を刺した場所をガーゼを当ててテープで固定。
先生が言うには
「針の跡はほとんど残りませんけど、
夏だしガーゼ部分が汗でかぶれてその跡がつくでしょう」
(実際にそうだった).
 
検査結果は一週間後に出るということで
翌週木曜日に予約を入れる。
 
帰り際、先生に
「まだがんと決まったわけでないですよね」
と、念を押すと
「限りなく黒に近いグレー」と言われてしまった。
これで事の重大さを改めて認識した。
 
短時間の間に思いがけない展開があり、
いろんな話を聞いて頭がぐるぐるしているが、
ボーっとしている暇はない。
Uさんを迎えに車を走らせた。