2024年 春の北陸旅行④新幹線検修庫まで見れる!?トレインパーク白山 | 風かおる 鉄の路

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主に私が乗車した乗り物関連(鉄道中心)、その他気になったことを綴っていきます。

IRに移管された在来線

金沢にやってきました。

 

改札口にはちっちゃな683系!

 

よく見ると、運転台はとっても本格的!

もしかして、廃車発生品を使っているのでしょうか?

 

向かい側には花嫁のれんもいました。

本物はいつ運行再開するのでしょうか…?

 

さて、ここからは第三セクターとなった北陸本線に乗車していきます。

まずは在来線改札口へ。

JR西日本の手から完全に離れた在来線部分。そこにはもう「JR」の文字はなく、「IRいしかわ鉄道」だけになっていました。

 

↑JR共用時代の様子(2023年12月26日撮影)

 

ホームへ上がります。

 

ホームは去年12月に上がってきたときと雰囲気は変わっていませんが…

特急の乗車案内は完全に消されています。

もう大阪・名古屋からの特急がここにやってくることはないという事実を感じさせられる光景です。

 

そんな中…

金沢駅特有のメロディが流れ…

 

やってきたのは…683系!?

 

といってもサンダーバードが復活したわけではなく、これは和倉温泉からやってきた能登かがり火。

改正後も金沢所属のまま残された683系2000番台の付属3両編成によって運行されています。

 

幕回しで今は亡き列車名も見ることができました。

 

ところで、乗るはずの列車を待っているのですが、全然来ません…

 

しばらくしてやっと来ました…

 

どうやらIR線も停電が発生してダイヤが乱れているようで…

 

 

今日は北陸地方の鉄道受難の日ですね。

 

ということで乗車するのは普通列車福井行き。

 

列車は半月前に移管されたばかりのIR線を西へと走っていきます。

 

白山総合車両所が見えてくると、

 

新駅の西松任に停車。

 

そこから1駅、加賀笠間で下車。

 

 

西側駅舎は改修工事こそ行われているものの、開業当時から建つものだそうです。

 

ちょうど去年(2023年)で開業100周年だったみたいですね。

 

トレインパーク白山 

加賀笠間駅から金沢方向に歩いていきます。
 
途中、踏切を渡るところで…
 
ちょうどIR色の普通列車がやってきました。
先ほど乗ったのはJR色でしたが、IR色もこれから増えていくはず。
 
歩くこと15分ほど、やってきたのはこちら!
 
トレインパーク白山です。
北陸新幹線白山総合車両所の横に2024年3月13日にオープンしたばかりの施設。
新幹線を中心とした展示を行う博物館です。
 
入場料を払って中に入ると、そこにはW7系や白山総合車両所についての展示がいっぱい!
その中でも気になるのが…
 
こちら!
車内案内表示器を操作できるコーナー。
こういうコーナーがあったらやることはひとつ。
 
そう、実際はない行き先を表示させること(笑)
黒部宇奈月温泉行きだったり…
 
加賀温泉行きだったり。

 

ちなみに、在来線特急時代のはくたかが一時期加賀温泉まで延長されていたことがあるらしいですね。

 

 

そのお隣に展示されていたのはグランクラスの座席。

前に一度グランクラスに乗ったことありますが、ゆったりしていていい座席ですよね〜


他にも台車や、


パンタグラフ、


保守用車両の展示、


さらには架線の摩耗測定まで体験できて興味深かったです。


いつでも検修庫が見られる!?

でも、このトレインパークの真骨頂はここではなく…

4階にあります。

 

4階から外に出ると、ちょうど北陸新幹線の高架が目の前にあって、

 

通過する新幹線が見られます。

 

その先、通路をたどっていくと、何やら建物に入り…

 

現れたのは止まっているW7系!

ここは白山総合車両所の検修庫内。

 

なんと、トレインパーク白山の開館日なら検修庫の様子をいつでも見ることができるのです!

車両基地公開で車庫内を見られることがありますが、こうして定常的に見ることができるのはここだけではないでしょうか…?

 

眺めていると、ちょうどW7系が1編成入庫してきました。

 

並んで停車。

壮観ですね~

 

入ってきた編成をアップで。

このアングルから撮れる機会もなかなかないですね。


庫内では作業員さんが行き来していましたが、あまりにも広いので自転車で移動しているのが印象的でした。


通路を戻って、5階へ。

ここは屋上階です。


屋上からは車両基地の名前にもなっている白山を一望できます! 

 

雪をいっぱいに被って、霊峰らしい神々しい姿でした。


屋上からも北陸新幹線を見ることができます!

ちょうど敦賀方面からやってきた列車を撮影。 

新幹線を見る親子連れでけっこう賑わっていました。


車両基地の中まで見ることができるトレインパーク白山。

満足度150%の素晴らしい施設でした!

IR化でできた新駅

トレインパーク白山を出て、さらに金沢方面に歩きます。

 

歩いている途中、飛行機の音がしたので空を見上げると、747が飛んでいました。

ルクセンブルクの航空会社、カーゴルックス航空のボーイング747-8Fです。

日本には小松と成田にしか乗り入れない珍しい航空会社。

運よくその姿を見ることができました。

 

歩くことしばらく。駅が見えてきました。 

 

西松任駅です。 

 

2024年3月16日、IRいしかわ鉄道移管と同時に開業した駅です。 

もともとは北陸新幹線に白山駅を造る計画でしたが、金沢に近すぎることからお流れに。 

在来線の駅だけが建設されました。


駅前ロータリーは広々。 

奥には無印良品も入るショッピングモール、イータウン白山があります。

 

駅舎内は券売機とICカードリーダー、待合室だけのシンプルな構造。 

 

そのシンプルさの反面、出入り口は「白山出口」、

 

「日本海出口」と壮大な名前が付けられています。 

 

ホームは2面2線の相対式ホーム。

6両編成まで対応しているそうです。

 

やってきた普通列車に乗って、金沢に戻ります。

 

金沢に到着。

続きます。    

 

 

★乗車データ

 

 

※2024年3月29日乗車

 

 

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