議員になり、初めての一般質問を終えました。
「一般質問」は、議員が区の一般事務行政に対し、政策的提言、将来の方針、執行状況等を、直接問うことです。
執行者(区政では「理事者」といいます)の「答弁」は、区の公式な見解です。
さて、一期生として初めての一般質問は、ごく身近な方たちからのご意見を聞かせてもらい、私の政治理念に照らし、本当にぶつけてみたい質問を投げかけてみました。
自民党は、各議員の理念を尊重し、自由な質問が許される、実に多様な政党だと思います。
今回は、大きく2つ、すなわち
・第一に、再開発や集合住宅で増え続ける定住人口と「快適な都心居住」を両立・調和させるために、伝統文化・歴史を守りぬくことを、「基本構想」(いわゆる中央区の憲法)に明確にのべる
・職場で、家庭で、地域で、学校等で、「誰もが活躍出来る、そしてチャレンジする人を応援する」中央区をつくる
を要望し、さらに細かくは
・一定期間を育児や専業主婦として過ごした、主に30-40代の女性が、もう一度社会で活躍したいというチャレンジを、行政としてしっかりと支援すること
・不妊治療に対する助成費事業が、現状43歳まで、夫婦の合算所得が730万円以上の方々が受けられないという現状を緩和すること
・若者と伝統工芸や、伝統芸能を結びつける施策を推進すること
・若者のチャレンジを応援し、活躍できる場所づくりを支えること
・町会、自治会だけでなく、「町の清掃」や「防災」に対応できる、多様な地域コミュニティを支援すること
・家族の絆を再生し、家族が共に本区に住まうことができるような施策を検討する
をそれぞれ要望しました。
不妊治療費助成については、本区の90%が730万円以内(一年間の夫婦合算所得)ということで、緩和は難しいとの答弁。
その他は、大変前向きなご答弁でした。
今後もひきつづき、お声をお聞かせください。