人と組織に信頼と笑顔を届ける

コミュニケーション講師

心の笑顔配達人瀬川文子です♪

 

 

先週、久しぶりに東京へ一泊で行きました。息子の新作展を浅草橋にあるギャラリー白日

観に行って来ました。



息子に会うのも一年ぶりでした。10月12日に誕生日を迎え33歳になった息子はすっかり大人なんだなと、久しぶりに会ったせいか、当たり前のことに改めて気づいたような不思議な感じでした。



幼い頃から、好きなことには集中する子どもでした。したくないことには静かな抵抗をする頑固なところがありました😅





ゴードン博士の「親業」を学び始めたのは、息子が小三の時。上の2人の娘たちはすでに親元を離れた暮らしていましたので、学んだことを息子に試す毎日でした。



学びたての頃は「能動的な聞き方」も下手くそで、「その変な聞き方やめてよ」と文句を言われたことも(笑)



でも、彼が本当に何かに困ったり、悩み事を抱えて助けを求めているときには「やめてよ」とは言われませんでしたので、「能動的な聞き方」のタイミングを間違えて使っていたのだなと後から気がつきました。




もし子どもがなにか問題や悩みを抱えているサインを発したとしても、子どもが話さない限りは必要以上に聞かないことも大切だと思います。心配するあまり、なんとか聞き出そうと質問責めにしたり、理解したふりをして「能動的な聞き方」もどきをしがちです。



相手はその問題を一人で考えたい、自分一人で解決できる、自分の弱さを見せたくないと思って、黙っているのかもしれないからです。子どもにとって自分で考える時間というのはとても大切な時間❗️



そんな時には「今は話したくないのね」と能動的な聞き方で気もちをくんだあと、「何かあったら、相談にのるよ」「話したくなったら、いつでも聞くよ」と声をかけて、その時が来るまで、見守る、待つことも大切だと思います。



こういう言葉かけをしておくことで、相談しても良いのだ、相談する人がいるのだと思えることはレジリエンスを高めます。大人になっても、困ったときには支援を求める力はとても大切だと思います。1人で悩むことで視野狭窄になりがちです。

困ったときにはお互いさまで、相手の話を本当の意味で聞く力を持っている人を世の中に増やしたいです。



あなたの心に笑顔が広がりますように💕