知的障害の娘が、
強い怒りと悲しみを表した事がある。
もう10年以上前の話し。
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私たち夫婦は、
結婚して、もうすぐ37年目になる。
（長いなぁ💦）
若い時は
喧嘩もしたし、激しい言い争いもした
でも、
お互い空気が悪くなるのが嫌で、
年齢と共に、喧嘩もしなくなった。
不満がない訳じゃないけど、
細かい事を、
お互い飲み込めるようになったのだ。
あの日は、
何が原因で喧嘩をしていたのか、
全く覚えていない。
普段喧嘩をしない私たちが、
2階の寝室で、
言い争いをしていた
私は泣いていたのかもしれない
大きな声は、下にいる娘にも
聞こえていたようだ💦
寝室のドアが急に開いた。
そこには、
怖い顔をした娘が、
手に包丁を持って立っていた
「喧嘩は止めて。」
「パパ大嫌い‼️」
半泣きだった。
私が泣いていたから、
助けに来たのだろう。
包丁は、
キッチンの高い位置に置いてあり、
普段自分では取った事がない。
その姿にビックリ((((；ﾟДﾟ))))
「ごめんね。」
「心配かけてごめん。」
「大丈夫だよ。」
「包丁なんか持ってきたらダメだよ。」
そう言いながら、
娘の手から包丁を取り、
抱きしめて泣いた😭
ショッキングな出来事だった。
この時以来、
娘の前でいい争うのは、
絶対にやめようと話した。
親の不仲や喧嘩は、
子供にとって辛い事。
まして、娘のように障害のある子は、
細かい事を理解出来ず、
大声は怖いし、争いは嫌だし。
喧嘩はやめて欲しいし。
必死の抵抗だったんだろうな。。。
そんな思いをさせてしまい、
本当にごめんね。
と思った出来事だ。