からの続きです
熊野古道伊勢路歩き旅より
無事に帰って参りました
ブログを見て下さっていた皆様、
応援下さった皆様、
心を寄せて下さった皆様、
気にかけて下さった皆様、
本当に本当にありがとうございました。
この期間のお休みをご了承下さったお仕事関係の皆様には
少なからずご迷惑もおかけしてしまったかと思います。
お詫びと共に、
ご理解頂きました事への感謝を送らせて頂きます。。
私たちの留守中、
我が家のことを面倒見てくれた次男兄。
毎回甘えてばかりですが
快くその役目を引き受けてくれること、
本当に心から感謝です。。
そしてご先祖様たちをはじめ
たくさんの見えない存在様たちや
一足先に空に、光に還られた大好きな方々も
たぶん共に歩き、見守り、
旅を喜んで下さったと思い（込んでい）ます。
常に共に在るその見えない存在様たちからの
たくさんの愛を今年も感じずにはいられませんでした。
皆様の存在に本当に心から、ありがとうございました。
↓伊勢路の歩き旅がもう少しで終わりを迎えるにあたり
目的地である熊野速玉大社まで
あと数キロの所にあるローソンの街カフェにて。
見えない存在様との繋がり、
大自然との繋がり、
すべての命との繋がりに
思いがけず涙溢れてしまったところの写真。
伊勢の内宮さんから始まり
熊野速玉大社へと続く
熊野古道伊勢路の旅は合計で238.1キロ。
3/28からの13日間でした。
伊勢路を普通に歩いたら170キロなので
寄り道＆寄り山で68.1キロとなります
そして私たちはそこからさらに
電車やバスも使っての旅をしばし続けまして
その期間で歩いた合計が71.5キロでございました。
我ながら
「そんなに歩いたの？？」
と正直驚いてもおりますが…
なので今年の旅の合計、総距離は
熊野古道伊勢路を含む309.6キロです。
…サンキュー…
で〆させて頂いてよろしいでしょうか、、ね。。
…ご迷惑をおかけした方もいらっしゃるのに
ふざけた感じでごめんなさいm(_ _)m
熊野古道伊勢路は、伊勢が大好きな私たちには
馴染みの道も多くあった始まりでしたが
「古道」と呼ぶにふさわしい道がとても多く
日々のブログの中でも書かせて頂きましたが
野生動物がいないわけがない道、
一歩自然道に入ってしまえば
名もなき道も名のある峠も関係なく
大自然のあたたかさと厳しさを感じさせる道でした。
「自分」という存在がいかに小さなものなのか
そして同時に「自分」という存在が
その途方もない大自然のひとつであるという
どうしようもない安心感もたくさん感じました。
誰にも会わない大自然の中を毎日歩き
その中で歌いながら、
息を切らしながら、
「今なら私の歌で野生の熊も私を好きになる」
とアホなことを本気で思った瞬間、
そして仏陀に動物たちが集まって来たように
ありとあらゆる野生動物たちと
心通わせられるのではないかと
本気で思った瞬間が、何度もありました。
道なき道、命綱を頼りに登る岩、
日暮れまでに山を下りられないかもしれない不安、
お店や自動販売機と全く出会わない日々、
熊と出会った時の行動の優先順位、、
2人で共有した様々な不安と
2人で共有した様々な喜びと
2人で共有した様々な情報が
また歌を通して、ピアノを通して、
私たち自身の在り方を通して、
この日常に良きように流れていくのだろうと思います。
4年目になる夫婦での長距離歩き旅は
たぶん、巡礼の旅でした。
誤解を恐れずにいうならば
これまでの旅も、たぶん、
巡礼の旅だったのだと思います。
私たちは特定の宗教には属しておりませんし
大げさなことを言うつもりもないのですが
ただ「楽しいから」と言うだけでは
こんなに長い距離を歩くことなんてできない。
実際、楽しくないこともあるわけで。。
見たくもなかった自分と出会うこともあるわけで。。
でもそれでも、
大枚をはたいてでも
仕事をしないというリスクを冒してでも
続けたい理由、続けなければならない理由が
私たちの中にはあるのだなと思うのです。
それは私たちが音楽を、表現を続けていることと
同じ理由なのかもしれないなぁと思ったりもします。
生きること、存在していることと同等に
大切な旅なんだなぁと。
だからこそその大切な旅が
私たちにとって
「本当に大切なんです」と、
万人に受け入れられるように
説明ができなければならないのかもしれないけれど
そんな説明が簡単にできないから
「ただ楽しいからやってます」
のスタンスをとり続けていました。
その年々で言い方は変わるかもしれませんが
「巡礼の旅です」
と、今年は言います。
このどうしようもなく溢れ出る愛と
どうしようもなく流れくる愛を
私は歌に込め続けたいと思います。
こんなちっぽけな自分に何ができるんだと
時に自分を疑いつつ
それでもそんなちっぽけな自分の心に
無限に広がる美しいお花畑を
たとえ人に笑われようとも
育み、育てていきたいと思います。
今年は特に、出会い多き旅でした。
こんな人になりたい、
こんな風に生きていきたいと思わせてくれる人。
そんな方々とたくさん出会わせて頂きましたし
その逆の出会いもほんの少しですがありました。
どちらの出会いも
私たちがこの先も与えられた時間を生きていく中で
大切なことを教えてくれます。
すべての存在が本当に尊い、ということを
改めて心の底から感じました。
ブログの始めに書かせて頂いたすべての方々に、
この旅で出会えたすべての方々に、
お世話になったすべての方々に、
民宿に、旅館に、ホテルに、お店に、
そして古道に関わるすべての方々に、
過去・現在・未来と
古道に関わるすべての方々に、
大自然と、大自然に生きるすべての存在に、
心から感謝申し上げます。
共に歩き、共に心を痛め、共に気づき、
共に大自然を分かち合ったゲンさんにも
改めて心からの感謝を。。
愛を込めて。
いつもありがとうございます！
私たちfufuが主題歌を担当させて頂いた、
アニメーション映画『算法少女』 の予告編！
ぜひぜひ観てね。
映画も観てね。
URLは 
https://youtu.be/す9uz7QY_zDUI
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