重要事項説明その1 | 不動産まなぶろぐ
2011-01-24 09:54:01

重要事項説明その1

テーマ:説明・告知義務
■重要事項の説明とは
宅地建物の取引は、高額な取引になることが多いため取引の当事者はその宅地建物に対して充分に情報を得ておく必要があります。よって、宅建業者は、宅地建物を取得し、または借りようとするものに対して、取引主任者によって重要事項を説明させる義務を負います。取引の買主または借主のみに重要事項の説明が義務付けられており、売主や貸主に対しては、その義務はありません。


●重要事項説明の際に必要となる条件
重要事項を説明する際には、いくつかの条件を踏まえている必要があります。この条件が抜けていれば、過料や罰則があります。

【条件1】取引主任者証を提示して、取引主任者が行うこと
重要事項説明は、取引主任者が取引主任者証を「必ず」提示して行う必要があります。相手側が、取引主任者証の提示を求めていなくても、取引主任者証は提示する義務があります。提示の方法も胸に着けるなどして、相手側に明確に分かるように着用する必要があります。取引主任者は、専任の取引主任者である必要はありません。なお、取引主任者証を滅失した取引主任者は、重要事項の説明をすることができません。

【条件2】書面を交付して行うこと
全て書面を交付して、重要事項を説明します。物件が未完成の場合は図面を交付します。この書面は、35条書面と呼ばれ、取引主任者の記名押印が必要となります。

【条件3】複数の宅建業者が関係した場合の重要事項説明
関与した全ての宅建業者が重要事項の説明義務を負います。例えば、AとBが共同して重要事項説明書を1通作成した場合、代表して1業者が重要事項を説明するときには、その重要事項説明書には、関与したほかの宅建業者の記名押印が必要となります。

●重要事項の説明事項
<取引物件に関する事項>
1.取引の対象となっている宅地建物の上に存する登記された権利の種類・内容、登記名義人、登記簿の表題部に記録された所有者の氏名(法人の場合、その名称)

2.都市計画法、建築基準法その他法令に基づく制限で契約内容の別に応じて政令で定めるものに関する事項の概要

3.当該契約が建物貸借の契約以外のものであるときは、私道負担にかんする事項

4.飲用水・電気・ガスの供給並びに排水のための施設の整備状況(これらの施設が整備されていない場合においては、その整備の見通し、その整備についての特別の負担に関する事項)

5.取引の対象となっている宅地建物が宅地の造成・建築に関する工事の完了前のものであるときは、その完了時における形状・構造その他国土交通省令で定める事項

6.取引の対象となっている建物がマンション等の区分所有建物であるときは、1棟の建物・その敷地に関する権利、これらの権利・使用に関する事項で契約内容の別に応じて国土交通省令で定める事項

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