12月2日のことです。



関東の紅葉も終盤に差しかかりつつあるなか。

この日は少し足を伸ばしまして。

こちらに凸💨


あけぼの子どもの森公園とは

フィンランドの作家トーベ・ヤンソンが生み出した『ムーミン』の世界観をモチーフにしたユニークな飯能市の市立公園です。この公園は一般的なテーマパークとは異なり、自然と人間、動物が共生する哲学的な空間づくりが特徴です。

公園の象徴的な建物である『きのこの家』は、土とセメントを混ぜた素材で作られており、内部は探検心をくすぐる複雑な構造になっています。池のほとりにはドーム型の『森の家』があり、トーベ・ヤンソン関連の資料展示室となっています。これらの建物は、豊かな自然の中に違和感なく溶け込んでいます。

 

こちらの公園の象徴的な存在のメタセコイア(曙杉)の葉が散り始めたとの情報を見て、向かうことにしました。

ちなみに公園名の『あけぼの』メタセコイアの和名であるアケボノスギから来ているのでしょうね。

ということで西武池袋線元加治駅に降り立ってから右折して線路沿いをテクテク。

スマフォのナビだと、目指す公園は歩いて21分程度なので僕の脚だと25分もあれば着きそうです。

その後、踏切があり、ここを渡って真っ直ぐ進みます。

そして、入間川を渡ります。

入間川の土手も秋色に染まっています。

そして、このちょっとした上り坂の先が県道195号に突き当たり右折します。

195号をしばらく進むと飯能市に凸入💨

左側には野球場の照明が見えています。

↑ここから国道195号に別れを告げて野球場のネット沿いの道を進みます。

途中、市民体育館の裏側に綺麗に紅葉したモミジがありました。

入り口

そして、予想通り元加治駅から25分程度で公園の案内&園内マップの看板があり。

入り口に到着‼️

開門時間の20分ほど前の到着なので木製のゲートが閉じられています。

Xの公式アカウントのポスト通りメタセコイアの落葉が始まっていて、地面が淡いオレンジ色になっています。


と。


定時よりも少し早く開門してくれました♪

メタセコイア並木

入り口から、いきなりの見事なメタセコイア並木が綺麗です✨

広角レンズで上を向いてパシャリ✨

すると、きのこの家に辿り着くのですが、こちらは後にして左側の道を進みます。

わんぱく池&水浴び小屋

すると、小川のせせらぎの先に尖り屋根の水浴び小屋が見えてきました。

その先のメタセコイア並木も、これまた綺麗です✨

わんぱく池に到着♪

やはり絵になりますね👍

リフレクションもパシャリ✨

水浴び小屋の反対側に行ってみます。

本来なら、この画家からの手前の池に映り込むリフレクションが1番の映えスポットなのですが、メタセコイアの落葉により水面が塞がっていました。

来るのが数日ほど遅かったようです。

とんがり屋根の近くのあたりは、まだ落葉で塞がれていなかったので、この日は、これが精一杯ですね😅

水浴び小屋の左側の建物がきのこの家で、右側の青い建物が園内カフェの『プイスト』です。

今更ながら、ここが埼玉県の飯能だとは思えない北欧の世界観が広がっていますね👍

カフェ・プイスト越しのメタセコイア並木。

きのこの家

ということで、独特のデザインが目を惹く『きのこの家』に戻ってきました。

下からパシャリ✨

なんだかサグラダ・ファミリアの一部を抜き取ってきたような雰囲気です。

内部に入るとピザ焼き釜のような暖炉があったり。

ここにも暖炉があったり。

キッチンがあったりと生活感も演出されています。

真ん中は吹き抜けになっていて、この階段を上れば3階層目の屋根裏部屋みたいになっていました。

1階に戻ると地下に向かう階段が。

地上3階で地下1階と室内は外観から受ける印象よりも広く充実していて、子供はもちろんのこと建築物の好きな大人も楽しめます。

地下は調度品や部屋の仕切りが無い分、けっこうな広さでした✨

見晴らし橋

きのこの家を出て高台の方を向くと見晴らし橋が見えます。

近くに行くとブリキがツギハギされたような雰囲気の造りで、こちらは北欧というよりもジブリ感がありますね。

この先に行くと樹上の家があるのですが、この先は通行禁止になっていて封鎖されていました。

先ほどのわんぱく池の方からも樹上の家に繋がる道があるのですが↑のように通行止めに。

写真を撮り忘れましたが『カモシカに会ったら』という看板があったから、何か野生動物でも出たのかな?

このウッドデッキのようなデッキウォークなるものが、森の上の方へと伸びていましたが、自分の脚と相談して、この先に上がるのはパスしました。

デッキウォークから振り返って見る、きのこの家とメタセコイア並木。

↑の写真は消しゴム処理をしていませんが、こんな感じでパラパラと人がいて思い思いに写真撮影を楽しんでいました。

子ども劇場

そして、こちらが『森の家』です。

入り口にはクリスマス用(なのかな?)のリースが飾られていました。

こちらも、きのこの家と同様に床もピカピカに磨き込まれていて。

ムーミン一家をはじめとする、ムーミン谷の面々のフィギュアが飾られていたり。

パネルがあったり。

フィンランドにまつわるものなどが飾られていました。

このデスクチェアーのセットも、卓上の照明を含めて味わいがありますね♪

こちらも、吹き抜けになっていて天井裏が見えています。

上の階層には横長な本棚があり。

お子さんが絵本を広げて、ゆっくりと過ごせる空間になっています。

ということで森の家を出ることにします。

出口のリース越しのメタセコイア並木✨

子ども劇場

森の家から少し下の位置に子ども劇場が。

こちらも雰囲気がいいですね。

その中の通り野外劇場のような造りになっていて、様々な催し物ができるようになっています。

子ども劇場の内部は、さらに広い空間になっていて室内でもイベントが楽しめるようになっています。

この建物の裏側に小さな水槽が並んでいて『何かな?』と近づいてみると。

メダカぎ飼育されていました。

赤っぽく見えるのは苔取りの目的で入れられているレッドラムズホーンという貝すね。

ということで、このブログに載せた3倍以上の写真を撮ったので、お腹いっぱいで元来た道に戻り。

大満足で帰途に着きました。とさ。


いやはや。無料で、これだけ楽しめるって凄いですよね。タイミングが合えば来年のメタセコイアが色づく頃に、また来たいなと思いました。


 


ではでは👋


【住所】

  〒357-0046 埼玉県飯能市阿須893-1

【開園時間】

  9時00分〜17時00分

  土曜日・日曜日・祝日のライトアップ

  日没〜20時30分

【休園日】

  月曜日