今の日本の経済はいろいろありますね。
労働人口が減っている
⇒企業は人を確保したいけど、正社員ではなく、いつでも切れる非正規雇用がよい。
⇒正社員の給料は上げないけど、非正規を確保するために少し賃金をあげる必要がある。
労働人口が減っている
⇒現状の需要に対して供給を保つためには、一人当たりの生産性を向上させる必要がある
⇒生産性を向上させるためには、技術革新が必要である
⇒でも、技術革新を行える、かつてエンジニアだった人たちは、今は事務屋になっているので革新がおきにくい
労働人口が減っていることによって、かつて戦後の経済成長を遂げたときと同じ状況になって
日本復活のチャンスだけど、うまく「生産性向上路線」にいけるかどうかがカギです。
ものごとの進化には、人間の本来の欲望が起爆剤となります。
楽して儲けたいという欲望
⇒かつては、大変な作業、面倒な仕事を楽にするために、技術が進化し、生産性向上につながってきた
⇒今は、現状の自分の楽な仕事を守るため、不要な事務のための事務仕事が増えたり、
受信したメールをそのまま転送することが仕事になったり、
上司に気に入られたいために、完璧な報告の資料作りばかりが仕事になっている人が増えたり、
欲望が生産性向上には反対な方向へ向かっている状況です。
労働人口現状⇒技術革新⇒生産性向上⇒賃金上昇⇒購買意欲向上⇒・・・
うまく回っていくことを期待したいです。