おはようございます、
なおです。


ふつーに生まれた私が
どうやって今まで生きてきたのか?について
綴っています。。。


前回はここ

【わたしの世界観43】


お客さんはどうやったら来てくれるのだろうか・・・・


自分で小さな
ハワイアンロミロミのお店をオープンして2ヶ月目。

知り合いがすでに来尽くした
その後・・・・・


あれ?
誰も来ない・・・・

それなら!と、

「新しい技を身につけよう!」と
以前勉強したロミロミのスクールの門を再び叩いた。

その当時、まだメジャーではなかった
腹部のマッサージだ。

今なら腸活ってやつで市民権を得てきた感あるけど
約20年前はまだ周囲では誰もやってなかった。


だから、イケる!!!って思ったんだよね。


その手技を再び何度も何度も練習し、
目玉商品のように売り出した。。。


・・・・つもりだった。


今の私がもしもそばにいたのなら・・・・


「そうじゃないっ!!」と、手技を学ぶ前に
強引にでも説き伏せて阻止するところ。。。


だけど、燃える闘魂!!!
もう誰も止められねーぜ。

どうにも止まらないっ!(BY山本リンダ)
そんな状態だった私。


そして周りには誰もいない。
怖いモン知らずの王様だ。


お客さんはいません。
誰もきません。

なぜなら、私は有名人ではない。


これが、キムタク妻、工藤静香ならば・・・

「お腹にめちゃいい方法見つけたよ、
それはハワイアンロミロミ!みんなきてね〜」

この一言のみでOKだろう。

あんなにアンチだらけでも、
おニャンコ時代からのコアなファンがいるし、
とんでもない知名度だから。


どんだけ下手くそでも
ちゃんと毎日満員だろう。


だけど、私は・・・・そうじゃない。
どんだけすごい手技を持っていても
誰も知らない。


いない・・・のと同じ。

透明人間だ。


ネット上でどんだけ吠えても
当時のインターネット人口は
きっと今よりめちゃくちゃ少なかった。


膨大な料金を使い
広告をかけて人の目に触れさせる必要があった。

コツコツチラシを撒いても
私の足で移動できる距離には限りがあった。


そう、だから、どこか
人の集まるところで
宣伝しなきゃいけなかったのだ。


みんなに白い目で見られながら
街頭演説でもすれば良かったのだ。


そこまで極端じゃなくても
地元ローカルテレビ局やラジオ局に
直談判して取材に来てもらうとか

役所に行って街の広報に載せてもらうとか

今の私ならあらゆる手を尽くすという
知識をこの頃の私に
伝えることができる。。。。


だけど。。。。


その頃の私は知らなかった。
何も知らなかった。

コツコツとチラシを撒けば・・・
コツコツとインターネットでブログさえ書けば・・・・

いつか、問い合わせの電話が鳴るはずだと

信じて
信じて
信じて

チラシを印刷しまくった。

足が棒どころか鉄棒みたいに感覚なくなるまで
歩きまくった。。。。


だけど、
連日、満員御礼!にはならなかった。。


こんな心の不安状態からなのか、
ずっとずっと体調が悪かった。


最初はみんなこうなんだろう、
苦労するようにできてるんだろう

そう何度も自分に言い聞かせた。



そんなある日。。。。。

ご飯が食べれなくなった。
胃が受け付けなかった。。。


なんだ、これ?


私、あることに気づいたのだ。。。。


続く