東武伊勢崎線:牛田駅。 マクドナルドとくっついて建てられています。
長い桜並木。
柳原稲荷神社は、住宅街の中に鎮座されます。
鳥居をくぐった左に手水舎。
手水舎の後方に百円奉納の記念碑があります。
大正十三年の記念碑、前の年には関東田震災が発生していますので、復興もしくは
鎮魂に関するものかもしれません。
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柳原稲荷神社
当社の創建は詳らかではないが、「 葛西誌 」 に 「 慶長四年( 1599 )の鎮守と云 」
とある。 柳原村は、元禄年間に葛飾郡小谷野柳原村より分損独立しているので、
それ以降に村の鎮守として祀られたものであろう。江戸期にあっては理性院持ちで
あった。
祭神は、宇迦御魂神。
明治十二年の東京府神社明細簿によると、本社殿、拝殿、境内二百三十五坪
( 官有地 ) とあり、境内社として、高木神社 ( 産霊神 ) と日枝神社 ( 大山咋神・
東照宮 ) の二社があり、氏子は三十五戸と記されている。
高木神社は江戸期の第六天社で、神仏混淆を禁止された明治以降に改称した。
また明治四十四年に日枝神社は高木神社に合祀された。
昭和八年、柳原富士講により浅間神社が勧請され、富士塚が築かれた。
これは昭和五十九年度区登録有形民俗文化財である。
講中による七富士巡りなどが行われている。
また、当社に奉納される柳原箕輪囃子は、江戸期より伝わる民俗芸能で、
昭和五十七年度区登録無形民俗文化財である。
平成二年十月 東京都足立区教育委員会
( 境内説明文 )
拝殿に向かって右に富士塚があります。 門と塀で囲まれています。
拝殿に向かって右前に、高木神社が鎮座されます。
拝殿からの眺め。
以上。