あるイベントに参加するために大船の定泉寺というお寺へ行きました。

こちらに田谷の洞窟(田谷山瑜伽洞:たやざんゆがどう)という洞窟があって、そこがすごかったのでご紹介です。

 

 

 

 

 

洞窟の入り口

 

田谷山瑜伽洞とは、鎌倉時代から掘られた人工的な洞窟で、密教の修行場として使われてきました。

瑜伽(ゆが)はヨガのことで、なんとなく想像できますよね。

 

内部は広く、推定1キロほどはあるとも言われているようです。

ただ、崩落などもあり、今測定できているのは450メートルほどとのこと。

 

 

なんと3段構造らしく、さっき直接見た天井画がしばらく進むと天井に開いた三日月型の穴から見えたりして驚きました。

曼荼羅や四国八十八箇所巡り(ここに来れば全部回ったことに!のあれです)など、仏像やレリーフが本当にすごいのです。

 

洞窟は観光客の呼気で劣化が進んだりするのと、地震や雨でどんどん傷んできているようで、3Dデータを残すべく活動されているようです。

 

時間ギリギリに入ったので現世に戻ってきたら受付(社務所)が閉まっていて寄付などもできなかったのでもう一度行きたいなぁと思っています。

 

 

 

近くにあった神社。

 

 

 

 

洞窟内部は撮影禁止ですが保存会の動画があったので貼っておきます。