神様からカミサマへの贈り物のお話。 | 最新福祉脳!?夢想転生
2013-09-26 00:00:00

神様からカミサマへの贈り物のお話。

テーマ:介護 福祉 
その点では、半ば、諦め顔をしながら生きていた。
どうしても、手に入らないものがある。
『それ』がもしも、手に入らなくても、
どうにか生きていけると思っていたんだ。
だから、そうやって生きていくと
いうことを決めかけていた。

思えば、
『それ』を持ち始める周りの人間が増え始め、
じゃあ、僕が、それを持っていないからといって、
焦ったり、ねたんだりすることもなく、
『それ』を持っている人が本当に自分の人生を
歩んでいるのか理解できないこともあった。

『それ』には、
自分の人生を圧倒的に変える力がある。
手に入れようと前に進むということは、
人生を変える、
生暖かい恐怖にくるまることを意味する。

映像の電波は、
『それ』を手に入れた人間がいつもよりも違う行動を取ったり、
ときに残虐性を示したり、ときに深い悲しみに包まれたり、
ときに身を投げ出し、ときに捨てたくもなる。
そんな人々の姿を垂れ流す。

だから、
『それ』が手に入りそうだったときに、
僕は、手からするりと抜け落ちたときに、
がっかりしないように、
喜びの予防線を張っていたし、
えもいわれぬ感覚から逃げるように
平静を装ったりしたんだ。

ずっと、
そんなことをしていると、
喜びの感情もなく、
もちろん恐怖の感情もなく、
ただただ淡々と、過ごす。

『それ』は、
向こうから段々と近づいてくる。
決して、こちらから手を伸ばしても、
近づけない。

ただただ、ひたすら、
待つ。ということしかない。
ひたすら丁寧に、待つ、ということしかない。
全てのものを、自分から手に入れるという
行為しかしない。

手を伸ばしても手に入らないものは、
ほとんどのものを捨ててきた。
もちろん、もっと手を伸ばしていたら
届いていたものがあったと思う。
僕には、限られた時間しかないのだから、
手を伸ばして届かないのであれば、
他のモノを取りに行く。

これだけ待たされると、
『それ』に対して、身構え、どうしたいのか、
自分と向きあう機会になった。

『それ』を本当にほしいのか?
『それ』を手に入れて、人生を変えたいのか?
『それ』は本当に喜ばしいことなのか?

他人は、言う。

『それ』は喜ばしいことだ。
『それ』が手に入ってよかったね。
『それ』はあなたの人生を変える。

僕には、未だによくわからない。
そもそも、
『それ』は、僕が喜んで良いものなのか?
『それ』は、僕の手元にあってしかるべきものなのか?
『それ』を、持つ資格が僕にあるのだろうか?

恐らく、僕が、『それ』を評価する立場にはない。
むしろ、『それ』が、僕を評価することだろう。

『それ』を手に入れてからというもの。
うちのかみさんは、
現実的に『それ』が近づいてくることを理解しており、
僕は、そのかみさんの姿を横目で見ながら、
しかし、一歩一歩目に見えて近づいてい来る『それ』を、
冷や汗をかきながらただ待っていた。

おおよそ、10ヶ月ほど。

そして、
明日。
9月27日。
僕は、『それ』を手に入れる。
いや、むしろ、『それ』が僕を手に入れるというのか?

今、思えば、この10ヶ月は、
かみさんとよく話をした。
幸いなこと(!?)に
普通の人が『それ』を手に入れる際には、
日付がわからない。

僕らは、かなり早い段階で、
『それ』を手に入れるまでの期限を知らされている。

かみさんに、優しく、出来た気がする。
7年間の間で、一番、家庭にいる自分、
家庭にいるかみさんと話が出来た。
一緒に旅行にもいけた。

二人のスタートのときには、
写真を撮った。
・・・
同じ場所で、また、写真を撮った。
見比べると、あまり変わらない。

同じアングルで、同じように、幼い顔。
成長していないんだな。
と、思った。

もし、
『神様』がいるのであれば、
『かみさん』と僕に、
時間という素敵なギフトをくれたんだと思う。

僕にとっても、
彼女にとっても、
いい時間だった。

二人で、過ごす、時間が、
とてもよい時間だった。
仕事も、家庭も大切さを知った。
自分と向き合ったし。

だから、多分、
悲しくないし、
怖くない。

と、思う。

ただ、やっぱり、
喜ばしいことか、わからないし、
しっかりしなきゃとも思わない。

不思議です。


もう、
二人でいることは、しばらく、ないでしょう。
『かみさん』と『僕』の二人の生活は、今日でお終い。

よい、7年だったと思っています。

かみさんは今日、入院して、
明日、帝王切開。

初めてのコドモです。
お医者さん曰く、女の子だそうです。

不思議さも含めて、
僕の中ではうまれて始めての感情です。
だから、
僕が、『それ』を手に入れた瞬間に、
どのような言葉を発するのか、
僕自身の感情がどこにあるのか、
しっかりと捉えたいと思います。


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まだ見ぬ、愛さなくてはならない、本人を、
愛しなさい、喜びなさいと、言われたことがないから、
わからないのだけど。


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