皆さんこんばんは。今日は私がよく閲覧するSNSサイトのご紹介をしようと思います。

 日本人は海外情勢に大変疎いですよね。疎いだけならまだいいのですが、完全に誤ったことを信じている場合が多々あり、それが国内政治にも影響して政治のレベルを低くするものですから、簡単には見過ごせない問題になっています。

 そこで、私が海外情勢を仕入れているサイトを3か所ご紹介してみようと思ったわけです。

1 大地舜のブログ

 6月6日の「大地舜のブログ」には以下の書き込みがありました。

 「バブル崩壊の時期は誰にも予想できない。だが、超リッチマフィアたちは、計画的にバブルを破裂させることができる。西洋の掠奪資本主義の常套手段だ。私は数年前からバブル崩壊は2028年だと言っているが、大した根拠はない。トランプが2028年に第3期目の大統領を目指し、内戦が起こり、その影響もあり、バブルが破裂する気がするだけだ。」

 いいでしょう? こうやって、見栄も衒いもなく率直に自分の考えを書くことのできる人を私は大好きなのです。こういう人は信用できるように思います。今日このブログ記事を書こうと思ったのは、大地舜のこの書き込みを読んで喜んだためです。

 大地舜は「だいち しゅん」と読むようです。樺太生まれ、東京育ちの81歳。1945年3月30日生。職業は、翻訳作家、ジャーナリスト。なかなか立派な人生を歩いてきました。

 武蔵野工業大学を家出により2年生時中退。アメリカに渡り、ロサンゼルスのペースパブリケーション社で編集者として働いたそうです。帰国して青山学院大を卒業。その後は商社員としてクエート2年、インドネシア3年、オーストラリアで5年生活。その後翻訳作家に転じたといいます。

 1990年代半ばに翻訳した『神々の指紋』(翔泳社 / 小学館文庫)が大ブームを巻き起こしたといいます。古代ミステリーのほか、現代の国際政治・社会批評に関する大作の翻訳も数多く手がけています。世界的な言語学者・思想家であるノーム・チョムスキーの『誰が世界を支配しているのか?』(双葉社)の翻訳や、近年では欧米の覇権の凋落を論じた書籍の執筆・翻訳に関わっています。

 私は大地舜の本は読んだことがなく、もっぱらブログと、たまにアップされるYouTube動画を見る程度です。

 大地舜の考え方は徹底した平和主義です。マルティン・ルターの「どんな平和であったとしても、最良の戦争よりましである」という言葉を私は大地舜の動画での話から知りました。

 平和主義といってもお花畑脳ではありません。アメリカ、あるいはスーパーリッチなどが、いかに汚い手口を使って平和をかき乱し、利益を手にしてきたかを知った上での平和主義です。

2 渡辺惣樹(そうきチャンネル)


 渡辺惣樹は1954年生まれで下田市出身です。1977年に東京大学経済学部を卒業して、日本専売公社(現・日本たばこ産業)に勤務しました。1982年(昭和57年)にカナダに移住して、ノースバンクーバーに住んでいるようです。仕事はソーワトレーディングという会社を起こし、カナダの木材資源を活かしたログハウス(丸太小屋)の建築資材や、それに関連するライフスタイル資材の輸出貿易・販売をしているそうです。

 また同時に、歴史研究家として日米近現代史の研究に取り組み、日本開国から太平洋戦争(大東亜戦争)に至るプロセスを、綺麗事ではない国際政治の権力闘争や「アメリカ側の視点(謀略や世論誘導)」を織り交ぜて記述し、2012年には「日米衝突の根源 1858-1908」により第22回山本七平賞を受賞したそうです。

 彼は、アメリカの民主党(ルーズベルト政権など)やウォール街の金融資本、あるいは「グローバリスト(世界統一的な価値観を押し付ける勢力)」が、いかにして謀略的に日本を戦争へと追い込んでいったかを、米側の一次史料から実証的に描き出しています。「国際政治の本質は、腹黒い権力闘争である」と一貫した主張をしています。

 渡辺惣樹も平和を好む人であり、そのためイラン戦争の前まではトランプを推していました。ご存知のことと思いますが、トランプはイラン戦争の前まではウクライナ戦争を終わらせるなどと、自分が平和を実現させるかのようなことを言っていましたから、常識的な考えの持ち主であればトランプを支持して当然です。

 しかし、トランプは今年の2月28日、それまでの主張に反するイラン攻撃を突如として行いました。私は、トランプ推しだった渡辺惣樹がどのようなことを述べるのか、YouTube動画を注目して見ていました。上の青色の「渡辺惣樹(そうきチャンネル)」のところをクリックするとその動画にジャンプします。

 この動画で、渡辺惣樹はトランプをきちんと批判しています。なるほど信用できる人だと思わせました。日本人の多くは人を信用しようとします。トランプ支持者はトランプが間違ったことをしてもトランプの支持をやめません。高市早苗信者は高市早苗が犯罪を犯しても支持をやめません。しかし、そのような日本人の態度というか姿勢は誤りです。

 私たちは人を評価する上で、話の内容や行動によって評価するべきであって、トランプだから支持する、高市早苗だから支持する、自民党だから支持するなどという、小学生のような幼稚な態度を改めるべきですね。

3 賀茂川耕助(耕助のブログ)

 元々の名は「ビル・トッテン / Bill Totten」といいます。1941年生まれといいますから、かなりの高齢になりますね。いつまでもお元気でいてほしい人です。

 アメリカ・カリフォルニア州生まれで、2006年に日本国籍を取得しています。学歴はカリフォルニア州立大学卒業、南カリフォルニア大学で経済学博士号(Ph.D.)を取得となっています。

 ロックウェル社やシステム・デベロップメント社(SDC)の勤務を経て、SDC在職中の1969年に来日。1972年、まだ「ソフトウェアを買う」という概念が希薄だった日本で、パッケージソフトウェアの販売会社「株式会社アシスト」を設立。1989年には日本語ワードエディタや表計算ソフトの価格破壊を行い、ビジネスパーソン向けに大ヒットを記録。日本のIT黎明期を支えた名物経営者だったそうです。

 1990年の日米経済摩擦の最中、米国政府の姿勢を厳しく批判した「日本は悪くない」を出版し話題に。以後、アメリカの強欲な資本主義(株主第一主義)や年次改革要望書による日本市場の切り崩しを徹底批判。日本の古き良き美風(道徳、お互い様の精神、農業の大切さ)を守るべきだと主張し、TBS系『ブロードキャスター』などのテレビ番組でもコメンテーターとして活躍。

 高市早苗はエセ保守ですが、この「ビル・トッテン」は日本のことを表裏なく大切に思ってくれる本当の保守ですね。

 耕助のブログは賀茂川耕助(ビル・トッテン)が書いているのではありません。賀茂川耕助が選んでいます。種々の雑誌やブログ、YouTubeなどから、気に入ったものを選んで耕助のブログに掲載しています。ポイントはこの選択の中に、私がとってもいいと思うような記事が混じっていることです。大変にありがたいと思います。自分で探すのは語学の苦手な私にとってほぼ不可能ですから。


 以上、三つのサイトをご紹介しましたが、難しい顔をしながら真剣に読む必要はありません。流し読みをして、理解できるところだけ理解すればいいと思います。それだけでも、今の国際情勢に関してまるでトンチンカンな日本人から脱却できると思います。

 そのくらい、現在日本のマスメディアが海外情勢について報道しているものは、歪んで偏っているものです。それこそ、大本営発表でしかありません。それにしても、人間というものは変わらないものですね。80年以上も前に、真っ赤な嘘の大本営発表を繰り返していた日本。その結果完膚なきまで戦争でやられてしまったのですが、全く反省していません。その当時活動していた人たちはすでにいないはずなのですが、どこから湧いてくるのでしょうか。


 80年以上たった現在においても、マスメディアのしていることは大本営発表そのものです。バカは死ななきゃ治らないといいますが、どうやら死んでも治らないようですね・・・。