しっかり生きたい。 | 学ぶ、敬う、そして。

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元・片想い日記。遥か昔、大学生の頃、同性の先生に恋をしていました。2010年の初期は、先生への恋路ブログでした。先生への恋は叶わなかったけど、それ以降同性パートナーオンリーの日常です。永らく休眠してましたが、2019年ブログ再開→頓挫→2023ぼちぼち再開。備忘録

こんにちは。

 

先週先々週は

リアル仕事と夢に向けた仕事(?)の

両方の締め切りがあり

ばたばたしていました。

二日で6時間くらいしか寝てなくて

久しぶりにこんな生活したな、と。

今朝は久しぶりの休日。

 

少し指先にリウマチが出ています。

午前中はのんびり過ごさせていただきました。

 

 

 

さて、今、

 

父が手術中です。

 

 

・・・といっても、悲しいかな。

手術しているのは、問題の内臓の方ではなく

耳、です。

耳の中に膿が溜っていて

それを出さないといけない、とのこと。

勿論、胃がんの治療による

なにかしらの副作用のようなので

手術はいつもの、がんセンターで行っています。

 

手術出来るの、内臓のほうだったらまだよかったのにな…。

 

 

 

 

・・・。

 

 

昨日の夜、

若くしてがんで亡くなったアスリートのことが

テレビの特集で放送されていて。

闘病中の父と一緒に、その番組を観ていました。

 

その方はステージ4のがんが見つかってからも、

トレーニングを続け、

また試合に出る希望を持ち続け、

最後の最後まで好きなものと大切なものの為に

奮闘された方、だったそうです。

(私はそのジャンルに疎く、昨日初めて知りました。)

 

 

楽しい老後を夢見ていたにも関わらず

宣告を受けてしまった父と共に観ていたので、

私はどんな面していたらいいのか戸惑っていましたが

 

父自身は、自分とその方の境遇(年齢や目指すもの)が

かけ離れていたからか、

あまり落ち込まず観ることが出来ていたようです。

(闘病の番組などを目にすると、父はいつも

 本当にひどく落ち込んでしまいます。

 自分を重ねてしまいますよね…。)

 

その方の番組を観終えて、父は言いました。

「現役世代の人は悔しいよねぇ。

 やりたいこともっともっとあったよねぇ。」と。

 

その方においては、

アスリートだったので

自分の・チームの、皆で勝利を掴む事…

が一番だったでしょうが、

 

(父の言葉を借りるなら)

「若いお母さんなんかは、小さい子供置いていくなんて

 つらいやろうなぁ、って思うよ。

 仕事でも、これからこんなことしたいな~とか、

 思う世代やん。」

と。

 

 

・・・。

 

病に倒れ、いくつで命を落としても悔いは残るだろうけど

明るい未来を夢見る人であるほど

その落胆は大きいと思う。

 

 

 

この現代に生きることは、

決してたやすくないし、

自分らしく生きようとすればするほど

擦り切れることが多い。

 

けれども、私たちは明るい未来を夢見るし

日々、望みを実現しようと試みる。

望みの実現のために

今をどう生きようかと

懸命に取捨選択し、邁進している。

 

 

だから

突然命を奪う病は・・・

ほんとうに憎い。

 

 

 

 

だけれど、

「なんで私が/なんで父が/なんで私の愛しい人が」

という思いとは裏腹に、

誰しもが

突然罹患する可能性があることに変わりはない。

 

 

番組をみていて唯一救いだと

思わされた点は、

チームの・仲間の皆が

その亡くなった選手の思いを背負い

勝利の為に邁進している、という事だった。

 

決して美談の材料になどしてはいけないし

しつこくいうが、

罹患者本人にとって病は

命蝕む病以外の何ものでもない。

 

 

けれども、

その方の周りには、たくさんの仲間がいて

同じ方向を向いて情熱を燃やし続ける人々がいた。

 

命の灯が消えようとも、

その方が生きた証は

多くの人々にしっかり刻まれている。

 

その点は、

救いのように感じたし、

正直、うらやましささえあった。

 

 

現在闘病中の父も、

仕事ではとても人望がある人だった。

教育者という事もあり、

沢山の生徒さんたちが

今も慕っているのを知っている。

 

 

人に愛され、

人に敬われる人は、

本当にいい生き方をしていると感じる。

 

 

なろうと思ってなる、というより

自然に生きて、

そうなる、のであろうが・・・

 

いつか私も、

その人たちの仲間入りを、

・・・果たしたいものだ。

 

 

そのために、

 

 

今を、

しっかり生きなくては。



最後には

悔いのない人生だったと思い

旅立てるように。

 

 

 

 

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