図書館で『親の介護で自滅しない選択(太田差惠子著,日本経済新聞出版社)』という本を見つけました。
その中に、“自滅してしまう人” か、“自分の人生を大事にできる人” かを診る62項目の質問が載っていたのでやってみました。
その結果、“自滅してしまう人”が4割、“自分の人生を大事にできる人”が6割の回答になりました。
内容別での“自滅してしまう人”に該当する回答の割合は、心情的な傾向を問う思い込みに関する質問で6割、遠距離介護に関する質問では7割。
一方、自分の人生と両立させる介護の仕方に関する金銭管理や、介護サービスの利用などの質問では1~3割でした。
両立させるための介護の仕方はわかっているが、心情面で自滅に向かう恐れが強いということ?
今さらですが、改めて自分の心情面の意思を固めようと思いました。
住み慣れた都会のこの家から、1000km離れた環境や文化が全く異なる田舎への移住に難色を示してきた母の気持ちはわかります。でも、子や孫、ひ孫に囲まれて生活するよりも「一人でもこの家にいたい」という母の意志の強さは思っていた以上でした。
自滅してなるものか・・・
