母の介護:頭では分かっているけれど | こころ豊かに

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少々のことはボヨヨーンとはね返す “丸い大きなふうせん玉” のような 豊かな心 の持ち主になりたいものです。

 某保険会社のホームページに、認知症の人に接するうえでの注意点が載っていました。

 

「・・・認知症になると、抱いた感情が残像のように相当時間継続するといわれており、この状態は、『感情残像の法則』とも呼ばれています。例えば、認知症の方を頭ごなしに否定したり、無理に説得したりすると、本人に負の感情だけが残ってしまう可能性が高いので要注意です・・・。

【言ってはいけない言葉】否定する言葉,強制する言葉,責める言葉,ペースを乱す言葉

【やってはいけないこと】行動を制限する,叱る・口論する,役割を奪う 

 ・・・」

 

 頭では分かっていますが、度々、こらえきれず言ってしまい、やってしまいます。崩れていく母を認めたくない、もっとしっかりして欲しい、できるはず という気持ちがそうさせてしまうように思います。

 その結果、母に負の感情残像を蓄積させ、ぼくにも自己嫌悪感が蓄積してしまう。良いことはありません。

 

 先ず母の現実を認めること。そして、今まで母にしてもらったことを思い出し、なんとなく気恥ずかしくて心の隅に仕舞っていた “感謝の思い” を前面に表すこと。頭ではなく、心で向き合うこと・・・。

 実践努力してみようと思います。