≪今日のコペル(臨床自然運動学)先生の独り言≫

「病は氣から」その5(スライド7)

氣とゆう字は、上部は雲を、下は燦々と輝く太陽と、体内に入ったお米のエネルギーが発散する姿を表しています。

氣の世界は、「タマネギ」のようなものです。

むいても、むいてもその本体に、たどりつけないのです。

人間にとって、「氣」の存在は、「時間」と「空間」に存在するもので、実態は認識するのでなく、体感するものなのです。

氣を知るには、現代医学の人体概念と、比べると理解しやすいと思います。

スライドに示すように、

現代医学では・・・・・

・生物は、「分子の集合体」であり、分子機械であるとしています。

・生物は、37兆個の細胞から構成されている。

東洋医学では・・・・・・

・生体は「氣の集合体」であり、自然の一部分なのです。

・生体(人間)にとって、「氣」の存在は、時間と空間の間にあり、多次元的存在です。

東洋医学の、いう、「氣」とは?

・自然を構成する、分割不可能な最小単位である、哲学的原子で、目には見えないが、何らかの働きをするものなのです。

・氣は、凝集され形を象り、生命活動をするものです。

・生体の構成は、臓腑、経絡、ツボ、氣血津液からなり➔整体観構造で、形成されていると、しています。

「病は氣から」の説明のために、本日は私の分身として「孫悟空」登場させています。

・重々帝綱(じゅうじゅうたいもう)・・・・・・・生体は巨大なネットワーク(生体内と自然の人体とのネットワーク)が繋がることを「即身」という。

 このネットワークは、例えるなら〜電線、水道、高次制御システムである。

・天地同根  万物一体 (禅)

・一即一切  一切即一 (華厳経)

・尽十方界真実人体

次回は、「孫悟空とわたし」です

コペルが考える「医は意なり」も含まれます。