明日はなにがあるかわからないのに。

すごいことが起こるかもしれない。
人生で初めて骨折するかもしれない。

なにも起こらないかもしれない。
故になにかに気づくかもしれない。

やりきったその次の日に、
巡り会うかもしれない。


同じ一日なんて絶対ないのに。

明日は未来なのに。


大好きな大好きな歌。
ザ・フォーク・クルセダーズの『悲しくてやりきれない』
を聴きながら。

学生時代、授業中こっそりイヤホンでこの歌聴きながら窓の外眺めて、
この曲の詩の奥深さに感嘆していた。

あの風景は鮮明に思い出せる。
悲しくてやりきれないと嘆くこの歌に、
どこへもやり場のないやるせなさの救いを、私は感じたのに。

こんなに悲しくてやりきれないことはない。