こんにちは
渡邉果樹園のねぇねです
新しい畑は
徒長枝がたくさん出て木が強いので
わざとあまり摘蕾せずに
蕾をたくさん残しているのですが
花が咲くと
摘蕾するの忘れたかな???
と思うぐらいたくさん咲いていたので
敵花をやってみました
やばいめっちゃ綺麗に咲いている
品種は白鳳
白鳳は花の時期に触ると
猿面果(初期核割れ)という
しわしわの実になると習いました
そして
花の後の最初の摘果(予備摘果)で
たくさん摘果してしまうと
やっぱり猿面果になる
花がたくさんあると
たくさん実がなりますが
摘果をあんまりしないまま
たくさんの実が大きくなると
小さい桃になると予想できます
さて次の3択です
①
猿面果になってもいいから
花を取って減らす
②
猿面果になってもいいから
予備摘果でしっかり実を落とす
③
猿面果にならないように
花も実もそのままたくさん残して
小玉の桃を作る
どうしましょう??
①②で猿面果になっても
全部がなるわけではないので
良さそうな実に袋掛けすれば
そこそこは収獲できると思います
③も早めに仕上げ摘果をして
しっかり実を落として
少なめに袋掛けをすれば
そんなに小さい桃にならないかもしれない…
さぁどうしましょう〜
猿面果の加工桃と
小玉の綺麗な桃
単価が良いのは、たぶん加工桃です
という事で①か②にしようかな、と
猿面果は初期核割れなので
実がついた最初のころに
急に実が大きくなると
猿面果になりやすいんだと思われます
急に大きくしないためには
そのころたくさん摘果をしない方がよいし
摘蕾をしっかりしている方がよい
という事になります
そういうわけで①
敵花をやってみました
同じ品種でも
木の系統なのか、畑の地力や場所なのか
よくわからないけど
猿面果になりやすい木と
なりなくい木がある感じがするので
実験結果も一概にはいえないんでしょうけど
どうなるか実験です^^
敵花後