2023年9月13日
兵庫県姫路市で
リラクゼーションサロンを
オープンしました
それまでは社会福祉士として
施設や病院などで長年働いてきました。
たくさんの身近な人たちとの
お別れがあった1年でもありました。
義理実家の事や両親の事を考えると
日々の事を少しずつ
綴っていけたらと思います。
あれからもう29年か…
私もだいぶ歳をとりましたね
阪神大震災が起きた29年前
私は姫路ではなくもう少し
神戸に近い所に住んでいました
震度5だったはず
縦揺れでした
住んでいた地域の被害は
神戸に比べものにならないくらいなかったですが
布団で寝ていた私の横には
着物ダンスがありその上に飾ってあった
ガラスケースに入った日本人形は
頭の上に落ちてきて
ガラスのケースが割れました
タンスが倒れてこなくて本当によかったです
わが家は傾いて
玄関のドアの開け閉めが
しにくくなったりしました
揺れがおさまってから
1階に降りてテレビをつけると
高速道路が真っ二つに割れている映像が
火事で火がどんどん燃え広がっている映像が
えっ
神戸?
一瞬で世界ってこんなに変わってしまうの?
この時の衝撃は今でも忘れません
だから今でも
朝一番につけるテレビに
少しの緊張がはしるときがあります
その後の余震もすごくて
本当に怖かった
心に刻まれた恐怖は
29年経った今でも消えることはなく
震度1の揺れや
家がミシッていうと揺れたかもって
敏感に反応してしまいます
震度3なんてなると
あまりの恐怖で少しの間動けなくなったり
心臓のドキドキがすごかったり
同じ兵庫県でも
姫路市はそこまで揺れがひどくなかったようで
地震に敏感な私に大袈裟だと思われたりしてますが
同郷の友達に聞くと
友達も同じと言ってました
やはり体験した者にしか分からないんですよね
石川でもまだまだ余震は続いていて
昨日も震度5
避難所で自宅で
不安な思いで過ごしてる中
余震はさらに不安を倍増させていることでしょう
被害にあわれた方の
心のケアがやはり心配です
何ができるワケでもないですが
直接被害がなかった私でも
29年経っても消えない恐怖が残っている
それだけ
すごい事だった
それなら直接被害にあわれた方の心の傷は
想像以上
想像できない
それでも
思いを寄せることは大事じゃないかなと思います
週末にわが家の防災グッズを見直しました
そして
組み立て式のトイレと
身体をくるめるアルミシートを追加しました
何もできないけれど、少しでもお役に立てればとわずかながら募金もさせていただきました
被害にあわれた方々が少しでも早く
心穏やかに生活できますように…