
僕は気づいてしまった
自分の奥にしまってある、自分らしい自分に
「自分らしい」と思う自分に
そのもっと奥の、臆病で嫉妬深い、傲慢で自己中心的な自分に
そして
「自分らしい」と思っている自分と「本当の自分」の間の「差」に
だから、その「差」を取ることにした
すべてを受け入れて、そこから僕にできる最大限の「和」を表現することにした
そう‥僕は気づいてしまった
だから、隣にいる人と自分の間にある「差」をとることにした
自分の家族に起きた悲しい出来事と
海の向こうで起きた悲しい出来事
そのどちらにも「差」はないと思い
どちらにも最大限の「愛」と「光」をおくることにした
僕はそれこそが「自分と自分」「人と人」「国と国」そして「君と僕」
すべての間の「差」を「取る」
即ち、仏教で曰く「さとり」なんじゃないかと思う
心理は僕らのすぐそばにいつもある
ただ少し見えづらいのかも‥
だから悲しいんだ
君が悲しい顔をしていると
僕も悲しいんだ
だから嬉しいんだ
君が笑っていると
僕も嬉しいんだ
だから切ないんだ
君が一人で悲しみを背負おうとしていると
僕は切ないんだ
僕は君を写す鏡なんだ
もしこの世に神様がいるとしたら
それは君と僕の間いる
そう 「人」の「間」
即ち「人間」
いつからだろう
僕ら人間という生き物は
地球に生きる森羅万象との共存ではなく
それらを支配する道を選択した
いつからだろう
僕らは海の向こうの貧困を
繰り返される悲しい現実を
見て見ぬふりをするようになってしまった
いつからだろう 僕らはビルで見えなくなった夕日を
ネオンでかすれた星空を
あたりまえのように思うようになってしまった
すべての問題の答を
自分の内側ではなく外側に求めるようになってしまった
あたりまえに明日は来ると思い 「今」を大事にできなくなってしまった
だめなんだ
このままじゃだめなんだ
愛がたりないんだ
僕らが動物や植物より優れた知識を使えるように生まれてきたのは
地球を独占するためではなく
地球に調和と循環をもたらすためだ
繋がる命
同じ空のしたに六十数億の命が輝いている
大切なものはなんだろう
この地球に息づく全ての尊い命に心の平和が訪れる日はそう遠くはない
あなたの一歩が世界を変える
あなたの想いで世界は変わる
僕らの愛の証が生きてゆくこの星を!
命を繋ごう!
そう
同じ空の下で
君と僕とで