以前買った「覚悟の磨き方 超訳 吉田松陰」という本を久々に手に取りました。
買ったのはちょうど3年弱ほど前でした。
吉田松陰は満29歳という若さで露と散りながらも、シンプルで深い言葉を数多く遺しています。
それがまた時代を超えて通じるところがすごいです。
中でも「至誠にして動かざる者は、未だこれ有らざるなり」という言葉は衝撃的です。
ここまで喝破した言葉はそうそうない気がします。
実はこれは元々は孟子の言葉だそうです。
幕末の志士達の師である吉田松陰。
そのまた師がはるか昔にいたというのは感慨深いです。
底知れぬ力がみなぎっているような筆跡です。

