ある占いの鑑定書を販売している会社の経営者からTEL


27宿のソフトを使っているようである。


経営者)

「2人つづけて、同じ結果が出たというクレームがあるのだけど」


わたし)

生年月日教えてください。


経営者)

「いまわからない 現場から電話させます。」


20分後


現場)

「診断ボタンをおすと 2011年の暦がありませんとエラーになるんだけど」


わたし)

おそらく2000年以前に発売された 古い版をお使いですね。

バージョンをみてください。



現場)

「わかりません。ほかにいいソフトないですか?手相なんかもいいみたいと聞く」


わたし)

ありますよ。でも、新しい27宿はHPからダウンロードすれば、4000円で使えますよ。


現場)

「HPから ダウンロードって? 4000円は安い。送ってほしい」


わたし)

すみません、ダウンロードするソフトだから モノがないのです。


現場)

だったら、手相のほうがいいかな。

でも4000円なら社長も、出してくれそう。


年末になると、こんな占い事業者からの電話がおおい。


社長は、現場がなにをやっているかを理解していない。


現場は、なんか占いやっていれば、社長は文句いわなので、なんでもいい。


まじめにやる気がないので、昔使っていたパソコンとプリンタをいきなり持ち込んでデパートで占い開始。


そして、うまくいかないので、緊急CALL


土日に鳴る電話は、99% この類である。


まじめに占いに 取り組んでいないのです。


ただ、年末の土日は、お金になるから、とりあえず、準備0で やっつけ仕事をやるんですな。


占い師に、みてもらう時間とお金があるなら、自分でソフトを買って研究したほうが、開運できるんだけどな。



せっかく熱意をこめて開発したソフトだから、もうすこし、まじめにやってほしいな。