こんにちは!
今回は米粉で作るタルトです。
さくさくのタルトにアーモンドクリーム、
さらに季節のくだものをのせて…。
タルトってほんと、おいしい!
「洋梨のタルト」に
「焼きいちごのタルト」、
「りんごのタルト」などなど。
自分でも美味しいくだものが手に入ると作ります。
発酵バターを奮発するとさらに香りよくできるので
最寄りの富澤商店で気に入りのものがあると購入し、冷凍庫にストックしてあります。
発酵バターは消費期限が短いのでそこだけ、気をつけます。
さて、タルトと言えば、丸型が定番です。
生地を伸ばして型に上手く敷き込むのは、小麦粉の生地ですら、気を使います。
まして、米粉の生地を伸ばし、型に敷き込むのはかなり大変。
なぜなら米粉はグルテンがないので、きれいに伸びないで切れてしまうから。
なので、米粉のタルトは敬遠してました。
ところが、型を使わずに生地を伸ばすだけでもできる、というのを思いつき、、
こんなふう。↓
米粉で作るときは型なしが断然ラク!
生地を適当に伸ばし、型に入れずに、アーモンドクリームとくだものをのせるだけ!
簡単です。
これは外国のレシピサイトから↓
▲NYTimes Cooking Nectarine&Blueberry Galetteより抜粋
外国だと、くだものの旬を生かした、こんなタルト、よく作るみたいです。
当然小麦粉だから、最後、縁を折り返すことも可能ですが、米粉の場合は折り返しません。
折り返すと千切れます。
それに、クリームダレて流れ出ることもないから、折り返す必要もないので大丈夫。
タルト作りにいい季節
前回のブログで米粉のクッキー、紹介しました。
実は今回のタルトは前回の米粉クッキーより前に作ったレシピ。
バターを柔らかくする工程にはちょっと寒すぎる時期でした。
この状態にするのに、寒い時期だと結構大変。
やっと暖かくなって、タルト作りに適した室温になったのでこのタイミングで記事をアップしました。
上にのせるくだものは、りんご以外にもお好きなもので。
ただし、水分を多く含むものはそれを見込んでおきます。
例えばいちごを生でのせると水分は多少なりとも出ますが、それもまあ、美味しい要素になるでしょう。
私は過去記事の有機りんごの皮ごとスライス。
↑タルトの上にそのまま載せました。
タルト生地、アーモンドクリーム、りんごの層が一体になった所に軽めの泡立てクリームを添えて頂きます。
まだまだスーパーにりんごが並んでいますから、りんごでも間に合いますね。
皮はむいてもむかなくてもお好みで。
材料
タルト生地
米粉(玄米粉) 110g
バター 60g
卵 15g
砂糖 15g
塩 1g
アーモンド生地
アーモンド粉 40g
砂糖 20g
卵 30g
バター 35g
りんご 小1個
カソナードのような、ざらめ上の砂糖 少々
作り方
①タルト生地から作ります。
バターを冷蔵庫から出して分量をカット、放置して柔らかくします。
(薄くスライスしてボールに貼り付ける感じで…)
待っていられない、という人は湯煎でボールの底を温めてもいいし、
ガラスボールならレンジにかけて
少しずつ様子をみながらやわらげても。
溶かしてしまわないように注意。
溶かしてしまうと油っぽい生地になってしまうのでぎりぎりのところで!
バターの粒がなくなってクリーミーになるまで。
②砂糖と塩1gを加えます。
塩1gは忘れないようにします。
ないと物足りない味になってしまうので。
微量モードにして正確に1gが理想です。
砂糖と塩を入れるとクリームがしっかりしてきます。
③卵を加えます。
バターがじゅうぶんにやわらかいと分離せず、きれいに混ざります。
もし、分離しても粉を入れれば大丈夫。
卵を入れて混ぜたところ
④粉を一気に加え、プラスチックカードで切り混ぜます。
⑤カードをボールの底にこすりつけるように混ぜているとだんだんと
粉とバターが一体になってきます。
こんな感じになったらOK
⑥今度は手で生地をぎゅっと握ってまとめていきます。
生地のかたまりにボールに付いた粉を付けてまとめていきます。
こんな感じになります。
⑦取り出してベーキングシートの上に置いて、手のひらで押しながら
長方形にまとめていきます。
こんな感じに
⑧もう一枚のシートをのせて(2枚のベーキングシートに挟む)
麺棒で長方形に伸ばしていきます。
厚さ5~6ミリが目安。
フォークで穴をあけておきます。
5~6ミリ厚さ
ぽつぽつと穴を開けます。
⑨アーモンドクリームを作ります。
先ほどのようにバターをやわらげて砂糖、卵の順に加えます。
卵が分離しますが、アーモンド粉を入れて混ぜます。
なめらかな状態になるまでゴムベラで混ぜて、、、
⑩⑧の生地の上にゴムベラを使って均一になるように伸ばします。
(流れ落ちることはないけれど、周囲は少し空けておきます)
⑪りんごは縦半分にし、芯の部分をスプーンなどでくりぬきます。
縦に薄くスライスし、横にずらして隙間を均等になるようにします。
ばらばらにしないでそのまま生地の上に移動。
もう半分のりんごも同じようにカットしてずらしてのせます。
⑫180℃のオーブンで20分焼きます。
奥と手前を入れ替えてさらに15~20分。
こんがり焼けたら出来上がりです。
有機りんごは皮のところもおいしかったです。
りんごの下処理もなく、タルト生地とアーモンドクリームさえ作ればあとはくだものをカットしてのせるだけなのも自分的には気楽です。
焼き上がりが冷めたらカットして個包装すれば冷凍もできます。
ぜひ!