ご覧いただきありがとうございます!

 

 

このところグルテンフリー食生活です。

 

たまにやるのですが、体調よく調子いいです。

 

千葉で買ってきた新鮮でおいしい野菜をサラダで食べるときなど、ご飯よりもパンを合わせたいのですが、グルテンフリーのパン、なかなかありません。

 

 

おいしいグルテンフリーのパンを探して・・・

 

 

米粉、あるいは玄米粉のパンって、探してみるとないものですねえ。

 

成城石井で玄米粉食パンを見つけたときは、大して確認もせずにぱっと購入してしまったのですが、甘い食パンでした。

 

発酵のために砂糖を加えているというのではなく、あきらかに甘い味。

 

これじゃ食事に合わせられない・・・。

 

製法上、硬くなるのを防ぐためなのか?トレハロースも添加されていました。

 

一定数小麦粉がダメな人というのはいると思うのですが、グルテンフリーのパンというのはまだまだ市民権を得てないようです。

 

「固くなる」、あるいは水分を吸って「もちもちになる」という米粉の性質はパンには適さない?

 

グルテンもないし、伸びも悪く・・・逆にこうした性質を生かせるジャンルのパンがあればいけそうですが。

 

 

 

ないなら自分で。パンケーキなら自由度100%!
 

 

市販の米粉のパン、気に入ったものがないので自分でパンの代わりになるものを作ろうと思いました。

 

イーストを使った、発酵工程のあるパンではなく手軽にベーキングパウダーで作れるパンケーキです。

 

甘くなくてしっかりと主食になってくれそうな・・・。

 

イーストを使ったパンと違って、それほど大きく失敗する心配もなく、自由度があります。

 

 

パンケーキのいいトコ3つ

 

 

➊最初に何といっても「手軽さ」です。

 

パンと違って発酵を待たなくてもいいし、思い立ったらすぐに作り始めることができます。

 

ベーキングパウダーさえあれば誰でもかんたんにできますし、なんならなくてもできちゃいます。

 

 

❷2つ目は焼く楽しさ!

 

パンケーキのいい所は自分で火加減をコントロールできるところ。

 

今回私は鉄の厚めのフライパンで焼きましたが、油をなじませて火加減を調整しながら焼き色を付けていく感じが楽しいです。

 

裏表焼くのに多少待ちの時間がかかりますが、食べながら焼く、という事もできるし・・・。

 

余ったらラップして冷凍します(むしろ余らせます。後日重宝!)。

 

 

鍋はテフロンが手軽。

 

ステンレスの場合は熱したフライパンに油をひいていったん火を止めます。

 

そして再度火をつけ油を鍋肌によくなじませると生地がくっつきにくいですよ。

 

 

❸3つ目は手作りならではの「原材料カスタマイズ」

 

米粉のみでもOKですが、私は玄米粉。

 

含まれる外皮部分(ぬか)や胚芽部分の香ばしさが生きたおいしいパンケーキになります。

 

さらに今回プラスしたのがロールドオーツと大豆粉。

 

ロールドオーツとはオートミールよりも加工度が低いものです。

 

不足しがちな水溶性食物繊維を豊富に含み、ポリッジにして食べたりします。

 

そして大豆粉。

 

タンパク質豊富で糖質も低く独特の香ばしさが楽しめます。

 

大豆粉を入れると水分をかなり吸うので様子をみながら水分(豆乳)を足していけばいいでしょう。

生地自体はふわふわなだけでなく、食べ応えある感じ。

食事向きです。

 

 

水分として加えるものを豆乳やアーモンドミルク、オーツミルクなどにし、油脂はこめ油などの植物油脂にするとプラントベースで飽和脂肪酸を極力抑えてヘルシーに仕上げることもできます。

 

 

プラントベースのオーガニックビーガンスプレッドを塗って。

バターのように見えますが、乳製品不使用です。

 

 

パンケーキというと、ホイップクリームたっぷりにフルーツやはちみつがかかったものを思い浮かべますが自分で作ればどこまでもヘルシーに作ることが可能です。

 

米粉のパンを無理して探さなくても甘くないパンケーキを作れば主食にもなります。

 

甘くしたい場合は糖質低めのメープルシロップ、ラカントのシロップタイプなどで。ダイエット中でも安心です。


グルテンフリー、玄米粉のパンケーキ レシピ

 

<材料> 小さいパンケーキ6枚分

卵             1個

豆乳ヨーグルト     80g

コメ油           20g

ロールドオーツ     30g

(オートミールでも全然OKです)

塩             2g

玄米粉          100g

豆乳           70g

ベーキングパウダー  4g

大豆粉          20g

※もし、大豆粉を入れなければ豆乳は40gでOKです。

大豆粉がしっかり水分を吸うので。

<下準備>

フライパンが鉄の場合は弱火にかけておきます。

テフロンの場合も焼くときにしっかりと鍋肌が温まった状態にしておきます。

<作り方>

①卵を溶きほぐし、豆乳ヨーグルト、こめ油を加えてホイッパーでよく混ぜます。

②オーツ、塩、玄米粉を加え、豆乳も加えて混ぜます。

③最後、大豆粉とベーキングパウダーを入れて手早く混ぜますが、あまり緩くしないほうが具合がいいので豆乳で調整してください。

④熱したフライパンに油をひいて(分量外)お玉1杯くらいずつ入れて焼いていきます。

生地を入れたらお玉の背でちょっと広げる感じ、でもあまり薄くしないほうがおいしいです。

ベーキングパウダーが入っているので適度に膨らみます。

⑤裏をちょっと見てみてきつね色なら返します。返したらじっくりと焼きます。

⑥1枚できたら取り出して油を少しひいて次を焼いていきます。

⑦結構時間がかかるので私は焦らずにもう、食べながら焼いていました。(笑)

 

 

こんな風に1枚ずつラップしてジップロックに入れて冷凍しておくと便利!

 

左はスイートマスタードをベースにしたソース。お肉にも野菜にも、パンケーキにも合います。

豆乳ヨーグルトに旬の自家製ジャムをかけて。

これを「そのままパンケーキにかけてもおいしかったです。

 

 

中に入れるものをいろいろ楽しんで作ってみてくださいね!

 

 

ふだん使っている玄米粉はこれ↓

ロットが大きいですがこれが一番おいしくて気に入ってます。

 

 

大豆粉はこれ。大豆臭さのない使い易いタイプで栄養的にも積極的に摂りたいです!

 

 

見つけたら必ず買うマスタード。

これで作るドレッシング、ソースがほんとに好きです。

 

 

都内のビオマーケットで見つけたもの。

有機のなたね油、ココナッツオイル、シアバター、アーモンドバターと塩、キャロットジュース、レモンジュースです。

プラントベースの油脂をペースト状にしてある感じ。

味はバターと同じような感じでやわらかさはマーガリンみたいです。

あると便利!