カウンセリングオフィス・フロンティアの小島俊久です。

 

今日は弁護士会館で講義なので、朝の雨が恨めしく思っていました。どのルートで行っても歩かないといけない距離がそこそこあって、雨がひどくなったらこりゃ結構濡れるな~(T_T)

 

幸い、私が向かう時間には雨が上がり、傘いらずで助かりました。

 

 

子ども担当弁護士の先生方が設立されたNPO法人子どもセンターぬっく。

そのスタッフ・ボランティア養成講座で高校生世代、思春期の子どもたちとの接し方について講義をしてきました。日ごろ接する子どもたちを思い浮かべながら、シェルターで過ごす子どもたちに思いを馳せながら伝えてきました。

 

学校でのカウンセリングは当然ですが、私のオフィスにも若い世代の方が来談することが増えました。

 

関わる子どもたちの状況は様々で、これまでの経緯、背景に特殊な事情がある子もいますし、一般的な家庭環境の子もいます。プロフィール的なことは参考程度に脇に置き、その子が悩むことや苦しむことに耳を傾けます。その子だけの独特の世界に関心を向けます。

 

子どもは一人ひとり本当にユニークだな~と感じます。

 

へ~そんな風に思ってるんや。なんでなんで?

へ~そうなんや。そしてどんな感じがしたん?

 

など興味は尽きません。

 

緘黙の子もいます。

 

ゆっくりと接し、尋ねていいかどうかを尋ねるところから始めたりもします。

 

私は、その子の世界を分かろうとあらゆる手を尽くそうとしています。

 

何らかの問題や課題の解決、改善がテーマのケースでも、その子をよく知り、分かるところに道標や突破口があることが多いのです。

 

数日前、録画したままにしていた映画を観ました。

 

「海街diary」です。

 

3人姉妹が母親の違う中学生の妹を引き取り暮らしていく物語です。涙もろい私は、物語の設定自体にうるうるしていました。

 

 

今日の講義で、愛着や安全基地(セキュアベース)についても話しましたが(とてもこの短い時間では語り切れませんが)、誰といて、どこにいると愛情や安心を感じるベースとなるのか映画を観ながら考え、私のところにくるベースを失った子どもを思い浮かべていました。

 

同時に私の人生にもフォーカスしながら・・・

 

明日も十代の子がカウンセリングに来ます。

 

そんなプロセスにいるのだな~

 

ではまた。

 

 

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