カウンセリングオフィス・フロンティアの小島俊久です。

 
台風の影響が気になる日曜日です。台風の進路近くの皆さんは風雨、土砂災害等に十分にご注意ください。
 
またまたお知らせです。
10月4日に和泉市立青少年センターさん主催の「チャイルドラインいずみ受け手ボランティア養成講座」で「傾聴を学ぼう」を担当、研修させて頂きます。
 
 
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昨年来お世話になっている「いずみ子どもAID」さんからご依頼を頂いての研修です。ご縁に心より感謝しております。
(1年前はこんな講演でした。去年の講演

 

「傾聴」
 
その大切さや必要性は、人と関わる様々な分野で強調されます。
 
取分けカウンセリング領域では、人の話を聴くことや相談に乗ることそのものが仕事や職務になりますので傾聴はとても重要です。「傾聴」と言う定義より「傾聴する」と言う行為が問われるのです。
 
私の施設でのカウンセリングトレーニングでも、「あまり傾聴ができていなっかったね」等の言葉がしょっちゅう飛び交います。
 
相談員職やカウンセラー、セラピスト、コーチとして活動している方のスーパーヴィジョンを行うこともあるのですが、関わりが上手くいっていない背景に傾聴ができていないことが挙げられます。
 
では、傾聴って何でしょうね?
 
辞書やネットで検索すればすぐに出てきますね。しかもそんな難解な表現にはなっていません。
 
一般的な意味と心理学やカウンセリング上の意味と二つありますが、そう乖離しているものでもありません。なので後者における定義も一般の方でも理解できます。
 
相手の言葉や表情、仕草に意識を向け、相手の考えや気持ちを理解しようと耳を傾ける・・・一般的意味にカウンセリング的意味を加味したらこんな感じでしょうか。
 
傾聴することの厄介な所は、意味は理解できても行為としてはなかなかできないということです。
 
何故かというと聞き手の心理に影響されてしまう技術なのです。
 
相談者の話の内容によって聞き手が無意識に役割を担ってしまったり、概要を聴いて相談者自身が経験があるとか方法を知っていると認識したりすると、傾聴が出来なくなります。
 
そして、傾聴が出来ていない時は代わりに何かやらかしています。
 
傾聴が不得意なのではなく、その代わりにやること得意なのです。
結果としてその得意なことやってしまうので傾聴では無くなります。
 
傾聴トレーニングの際にトレーニーは、その代わりにやらかしてしまうことにはどんな傾向があるか、欲求が隠れているかに気づかないと、相談者の影響力のある話に刺激されていつもの何かをやらかします。
 
よくやらかされていること・・・同調する、指摘する、不要な質問、自分が常識的と思っている意見を言う、相談者に類似する(と思っている)同様な事例を持ち出す、専門家的意見を言う、自分の経験を語る、過剰な気の毒そうな態度、さっきも聞いたけど態度、上から目線、何とかしたいオーラ、私に任せとけオーラ・・・等々
 
また傾聴は、対面で行うカウンセリング・相談か電話相談か、大人か子供かなど相手が誰なのか、相談支援の目的は何か等の違いによってその行為に差異は生まれます。
 
しかしどんな場面であれ傾聴する時に共通していることは、相手の存在や尊厳の尊重でしょう。加えて私が子どもへの関わりで意識していることは‘対等’であることです。
 
 
私のオフィスに勉強やトレーニングにやってくる仲間には、いのちの電話などの自殺防止の電話相談や自立支援機関の電話相談に携わる方々がおり、電話相談としての傾聴の在り方がよく話し合われます。
 
自分の傾向を自覚した上で「傾聴する」トレーニングはキャリアに関わらず常に行われ続けるものでしょう。
 
イチロー選手が試合に臨む際に行うルーティーンのように。
 
頷きや相槌などのスキルトレーニングから入りますが、傾聴はスキルではなく‘在り方’なのだと思っています。
 
傾聴は信頼に欠かせない対話の在り方です。
 
ですが、信頼を得るためにという欲求が意識されていると、それも傾聴の障壁になることがあります。
 
相手に肯定的関心を向け続けるメンタリティと連動することを忘れてはなりません。
 
そして傾聴できている時、相談者や話し手は自由に安心して話すことが起きていることでしょう。
 
(さらに深く言うなら、傾聴はクライエントに‘存在してもいいんだ’という存在の保証を無意識的に感じる存在承認の関わり方です)
 
タブーを感じない相手として聞き手を捉えてくれているでしょうか。
 
そうであるなら、その時間は相談者にとって一息つける、癒される、気づきを得る、自己受容するかけがえのないひと時となるでしょう。

 

研修日、台風が来ませんように。。
 
ではまた。
 
 
 

INFORMATION

【個人セッション】

■カウンセリング         6,000円/60分
 ◇割引回数チケット      30,000円/ 6回
■カップルカウンセリング    9,000円/90分
■家族カウンセリング      9,000円/90分
■出張カウンセリング 上記料金+2,000円+交通費
◇学生割引        上記料金より25%引き

 

【家族コミュニケーション講座】

新講座開講!

家族の関係性を改善する為に必要なコミュニケーションとは。それぞれを尊重し相互理解を深める関わり方を学びます。

2日間(各日4時間全8時間)

日程/10月1日(日)・10月8日(日)

 * 別日程ご希望の場合はお問い合わせください

時間/13時~17時

定員/6名

受講料/27,000円(テキスト代・税込)

詳細はこちら

 

【カウンセリング教室】

9月教室生募集中!

どなたでも、いつからでも入会できます。

毎週、隔週、月1回等出席は自由です!

様々なシーンで活用できる対話力を身に付け、良好な人間関係を築いていくことを目指します。

水夜クラス 19:00~21:00

木朝クラス 10:30~12:30

土昼クラス 14:00~16:00

* 今週のテーマは「キャリアカウンセリング」です

詳細はこちら

 

【カウンセリングのための心理学講座】

受講生募集中!

カウンセリングを提供する上で必要な心理学の知識と対話技術を学びます。

全20回(1回2時間全40時間)

水朝・火夜/日曜クラス(講義日はご相談ください)
定員/各クラス6名
受講料/140,000円(テキスト代・税込)
詳細はこちら

 

【セミナー・イベント案内】

9月23日(土祝)10:30~13:00

フロンティア心理臨床研究会Vol.33

定員/10名

会費/3000円(レジュメ付き)

レクチャー「思春期の子ども臨床/恋愛問題」

他、症例検討、カウンセリング実習なども行います。

 

10月14日(土)10:30~12:30

カウンセリング勉強会

定員/10名

会費/お茶代程度

心理カウンセリング、セラピー、コーチング等を学んだ方ならどなたでも参加できます。

 

10月15日(日)14:00~16:00

社団法人 家族と心の研究所

第3回講演会

「“うつ”が心を豊かにする」

講師  野田喜敬先生(家族と心の研究所 理事)

参加費/会員2000円 一般2500円

会  場/愛知芸術文化センター アートスペースEF室

(名古屋市東区東桜1-3-12)

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