川崎フロンターレの2連覇。
以前から攻撃力には定評がありましたが、失点の多さが課題でした。
日本代表に選出された川島でさえ、失点を減らすことはできませんでした。
そこにやってきたのがチョンソンリョンです。
元韓国代表GK想像以上のクオリティを持った選手でした。
セービング、足元、そのすべてが川崎史上最高のGKです。
少ない守備機会の中、危ない場面を当然のように阻止します。
稀にレッドカードやミスもしますが、貢献度としてはMVP級です。
そんな彼も34歳です。
GKは年齢を重ねるごとに経験値を増し、安定感がでてきます。
ですが、中長期的に考えると後継者をそろそろを考える頃合いでしょう。
3連覇4冠を目指すためには、2人の正GK候補が必要です。
第2GKの新井も良い選手ですがチョンソンリョンと比較してしまうと、どうしても下がってしまいます。
20代の若手のGKをフロントも探していると思います。
昨年あたりも柏の中村などの獲得の噂がありました。
彼は代表経験もあり、リーグ屈指の選手です。
フリー移籍であれば、獲得するかもしれません。
GK不足は日本の課題でもあります。
外国人GK特に韓国選手の活躍が目立っています。
高さ、足元、セービング、総合的に安定感があります。
アジアカップでも日本代表はGKの質が不安視されました。
別の言い方をすると、対戦国や出場国をみてるいと良いGKがいるなと関心させられました。
Jリーグでは唯一、鹿島はGK2人制に近いかもしれません。
もちろん生え抜きの選手に期待したいですが、他のポジションと違ってなかなか育成も難しいところです。
GK2人制で挑まない場合、若手の外国人GKもありかもしれません。
4連覇となると公式戦が全部で約60試合です。
1人に頼るのは少しリスクも感じてしまいます。
今シーズンのオフには正GK候補の獲得に期待したいです。
チョンソンリョンがベンチ。
アジア枠が勿体無いかもしれませんが、そんなレベルの高い境地に突き進んでほしいです。


