先の欧州遠征に関し、いろいろと私見をエントリーしておりましたが
本件に関して、ついに憲剛のロングインタビューが掲載されました!
オマーン戦直前に中村憲剛が明かす、
欧州遠征の“手ごたえ”と“課題”。
http://number.bunshun.jp/articles/-/294180
写真もカッコイイので是非ご覧下さい。
Numberさん!ありがとう!
内容は想像していたものと大きくは離れていませんでした。
(よかった~w)
憲剛自身のコメントを見た上で、改めて思った事を
以下の内容でエントリーします。
1.憲剛のせいじゃなくて、チームとしての課題
2.前線の憲剛
3.崩す事とゴールする事、勝つ事
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1.憲剛のせいじゃなくて、チームとしての課題
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圧倒的に攻め込まれた状態から終盤のカウンターワンチャンスを
モノにして勝利をつかんだフランス戦。
ワントップのハーフナーマイクと共に憲剛を
「前線でボールキープできなかった」
と酷評する各種メディアが散見されました。
かく言う私自身、TV観戦では同様の印象を受けて
いたためションボリしていたのですが。。。
Numberの記事の「チームとして攻め急いでいた」の記載。
!!!!
ナルホド!
そういう考え方もあるのか!
なんだよ!
本田と比較したキープ力のなさを悲観しちゃったじゃないかw
そうかチーム全体の課題じゃぁしょうがない。
・・・と、にわかにテンション上げてみたわけですが。
個人のキープ力で味方の攻めあがる時間を作れる選手で
ない事はやはり事実ですね。
本人も話しているように状況に応じて、ポジションを下げ
ビルドアップに加わるなど
劣勢時のアプローチ方(自分の長所を活かして)を
確立して欲しいと思います。
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2.前線の憲剛
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憲剛贔屓のファンが感じたように、憲剛自身
ブラジル戦前半のフォーメーションに魅力を
感じています。
ただ、以前のエントリーにも書きましたが
ザッケローニ監督の判断はスペースを突く
動きを期待しての憲剛⇔乾の交代。
反省の弁にあるようにオフザボールの動きを
高める必要があると考えます。
フロンターレでの話をするとチーム戦術の成熟度が
あがれば相手を押し込む時間が長くなるはず。
そうすると益々スペースはなくなり、自分達で
スペース(小さくてもゴールに向かうプレーができるだけの)
をつくるこうした動きが必要になると思います。
明日のオマーン戦もきっと敵陣に押し込む時間が長くなるでしょう。
出場機会があれば、是非明日から高めて代表でのアピールに
つなげて欲しいと思います。
また、ブラジル戦では“前線4人が横並びに”と表現される
ような前線からの守備に手応えを感じている模様。
最近のフロンターレの失点増の一因には前線からの
守備がはまらずバイタルにボールを入れられられて
いる事が上げられると思います。
ポジションにもよりますがクラブで改善→代表でも貢献
して欲しい。
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3.崩す事とゴールする事、勝つ事
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モヤモヤっと感じた事を記載してしまうのですが。
今回の記事からは戦術に関しては“どうやって崩すか”が
メインテーマとして語られていると感じます。
・・・
日本的だなぁと感じました。
掲題の通り、崩す事とゴールする事、そして勝つ事
これらは密接な関係はあるにしても必ずしもイコール
ではないと思います。
キレイに崩してもゴールが取れない事、勝てない事
だってあります。
手段と目的の履き違えはしばしば悪い結果に
つながります。
インタビューの内容から揚げ足を取るつもりも
日本代表が“手段と目的の履き違え”を犯している
というつもりもありません。
時折、批判を散見しますがフロンターレも
そうだとは思ってないです。
ただ、“ゴールから逆算”という印象を受けない。
憲剛ですら、“こうしたらゴールとれるから、こう動く”
というコツみたいのは見えてないんだなぁ。
とか思いました。
「じゃあ、どういう考え方でいればいいの?」
に今は答えられない自分。。。
んむむ、歯がゆい。。。
しかし、フロンターレがタイトル獲るためにも
必要な問題意識だと思うので。
意識して勉強していきたいと思います。
“勝つこと”に向けてはブラジルのラミレス選手の
状況判断など「選手が自分で考える」ってトコロは
参考になるとおもうなぁ。
今日も読んで下さってありがとうございました。
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