春の闘い
執行副委員長に選ばれてしまった男。
執行部として、一番の山場とされているのが「春闘」というもの。
それは、組合員(社員)全員の給与面や一時金、福利厚生の見直しや附帯要求等を、会社側に提示して、闘って勝ち取るというもの。
勝ち取ったらそれが「満額回答」となる。
春はまだ先だけど、既に闘いへの準備段階に入っており、
週に数回、執行部五名で集まって、何を要求するか、いくらのアップを提示するか等を話し合っている。
頭がよろしくない私にとって、何パーだの何円だのというものは苦痛でしか無い。
でも、やるしか無いのである。
昨年辺りから色んな責任が背中にのし掛かり、
最早麻痺をしかけている。
今日は束の間の「何も無い日」
仕事から帰り、相撲を見て寛ぐ。
だけど勉強はしなくちゃな。
じゃないとまた落ちちまう。
闘いは続くね。