MRIの検査結果が出ました。

詳しく書くと長くなりますが、要約すると経過観察です。

かといって何もないから観察するのではなく、何かあるから観察するっていうか・・・

小さい小さい腫瘍が育つの待ってるっていうか・・・

手術をするにも手が出せないくらいのサイズだそうです。

それからもうひとつPETでは光らなかったナニカがあるようでして、仮にこれが悪性の腫瘍ならふたつに留まらずもっとポコポコ出てくるはずとのこと。

ご新規で見つかったナニカは横隔膜との接地面にあるので術後の瘢痕かもしれないという見解もあり、マーカー・画像で観察していきましょう、とのことでした。

とにもかくにも超早期発見すぎて手が出せない模様です。

もちろんがんは早期発見が重要で、再発となれば抗がん剤を投与することがガイドラインでは適性のようですが、腸閉塞持ちなので最善策はやはり手術のようです。

さらにもっといいのはこのまま消えちゃうことですが。

ということで予想外にもうひとつ見つかったことで、さぞや落ち込むと思われたのでしょうね。

ところがどっこい「あーそうですか。」みたいな反応の私・・・
そんな反応しかしなかったら怒られました。主治医に。

この検査検査の日々に不安で泣かない私は無理してるんじゃないの?って言われて。。

そんなことないです、そんなことないわけない!の押し問答。

そこから色々なことをお話して・・・
(中略)
・・・そして結局泣きました。

それが普通なの、と諭され「せんせぇ、ごめんなさいいいい。ずびずび。」とむせび泣く33歳。子どもか。

看護師さんも箱ティッシュを私の前に置いてそっと診察室から出て行ってしまって、、
次回お顔を合わせるの、ちょっとばかりお恥ずかしやです。

でも決して悲しいから泣いたわけではないっていうか、ひとの優しさに触れてのうれし泣きなんですけどね。

そんな外来の帰り道、病院から歩いて10分ほどの繁華な場所にご飯を食べに行こうと歩いていたら道路挟んだ道沿いにずらーっと並ぶ高級車の列・・・

その高級車のディーラーの前なので不思議ではないもののあんなにも並んでいるのはなぜ?と見ていたらお客様を見送るスーツの男性と女性の姿が。

そしてよくよく見ると「うん?Uちゃん??」

おお!なんと!!
大学の同級生が恭しく高級車のお尻に向かってお辞儀をしていて!

反対側の歩道から「Uちゃーーーーん!!」と叫び、駆け寄り、抱擁!!

なんでこう思いがけないところで知人に会うとこんなにもうれしいんでしょうね。
約束して会うのももちろん嬉しいのですが、ちょっと違うヨロコビがあります。

そんなUちゃんに「いやーー久しぶりーー!そこの病院に通ってるとはSちゃん(共通の友人)から聞いてたけど、きゃー元気ー??」と言われて。

「・・・元気。暫定的に。(←ここ小声で)」

と答えたけれど、言いよどんだのはやはり「元気!!」とは言い切れないナニカが引っ掛かるからでしょうか。

元気は元気なんですけどね。

それにもしてもこのUちゃん、以前某商業施設に行った時に迷子になってインフォメーションカウンターに行ったらカウンター内に制服を着て鎮座していて、今回も偶然に会って。

神出鬼没・・・
お互い様か。。