現在無職に等しい(細々とお見合いパーティのアルバイトはしてるのです。月に2回くらいですが。)私にとってOVCAミーティングの幹事は久しぶりに生活にメリハリのつくお仕事でした。

とはいっても「仕事!」といった雰囲気ではまるでなく、楽しいことの延長なのでうきうきしている時間が圧倒的に多かったです。

そんなうきうきしている間に腸閉塞になりかけ約1ヶ月の流動食生活。

幹事3人での打ち合わせもランチ込みで楽しいのものなのにお茶だけ・・・
そんな私に気を使ってくださってNickyさんもちゃぼさんもお茶だけ・・・
スミマセン。

そして迎えた本番1週間前、だいぶ腸閉塞もよくなってきたからそろそろランチ込みでミーティング♪なんて思っていたところ、外来にて腫瘍マーカーが10倍に上がってしまいました。

先生からそう告げられる前に画面に「H」の文字が見えちゃっていたし、なによりいつもの先生とは明らかに違う様子であったため、入ってすぐによからぬことがあるな~ってわかってしまいました。

それでも私はあまり動揺はしなかったんですよね~。

むしろ画面を見ながら先生が「あああああああ~~」とスクリームしたことにびっくりしてしまい「先生、私、病気が見つかった時の状態を思ったら想定の範囲内です。」と言ったら「そんなことないっ(やや怒)!!!」って言われたことがいちばん驚いたっていうか。。

そして母と一緒に来ていたので得意の隠ぺいを働こうと

「先生、母には内緒でここはひとつ・・・」

と言ったら「僕から言おうっと。」とドアを開けて「お母さん、入ってください。」と。

ひゃーー
この人、パニック起こすからめんどくさいんだよおおおおお、先生~!!!!

案の定本人よりも焦る母。
ああ、めんどくさい。。

そしてOVCAミーティング前日にPET-CT、明けて今週の月曜日が検査結果を聞きに行く予定となりました。

なんというタイミング。。

思わず先生に「私、土曜日に同じ病気の人の集まりで進行役でカボチャのお洋服着るんですよね~。」と言ったら思いっきり眉毛を下げて「こんなタイミングでごめんね。」と。

先生何も悪くないのに・・・
恐縮です。。

そして金曜日、放射線科の受付で誰かが私を呼んでいる、と振り返るとOVCAメンバーのお友達が!

母も一緒にいたのでお友達、母、私という異種混合のお喋りをしつつ検査待ち。

そこで先に私が呼ばれてしまって・・・

ああ、お友達と母がふたりでいるっていうシチュエーションが心配だけど仕方ない。

お友達に明日OVCAでね~♪と告げ重厚なPETの検査室に収監!

無事に検査を終え、楽しい土曜日、抜け殻の日曜日を過ごし昨日結果を聞きに行って来ました。

えーっと。
結論から言うとグレー。

肝臓の裏にボワっとしたところが見受けられたので、たぶん初期の初期での発覚?

通常はマーカーでの経過観察となるそうです。

しかし私は自覚として右の肩甲骨辺りがかなり痛いので「肝臓だと思ってました。なんとなくですが。」と先生に伝えたところ肝がんに特化しているというMRI検査が追加で行われることになりました。

これで白黒ついたら(というか黒だったら)化学療法ではなく手術になるそうです。

もちろん化学療法も奏功する確率は高いけれど、肝臓にちょっと、なのでラジオ波で焼くでもなく鼠蹊部からカテーテルでうんぬんかんぬんっておっしゃってました。

肝臓はもともと転移巣があったところなのでまったくの想定内。

グレーなのに勝手に黒に格上げ(格下げ?)して治療が決まった気がしてついでに治った気がして、長めに予約してくださった受診時間の大半は先生との雑談に興じてしまいました。

そして雑談の最後、決め台詞のつもりだったのか自分でもよくわかりませんが「私、これだけ元気なのでなにがあっても大丈夫ですけどね。」と何気なく言ったら「ダメダメ、何かあったらダメダメ!元気でいてもらわないと困るからね。元気でずっとカボチャの仮装しないとね!」と言われて・・・

急に涙が出そうに。(そこか、って感じですけどね。)

でも先生、仮装って・・・
しかも毎年カボチャは着ないけど・・・まぁ、いいや。

そんなわけでMRIは明日☆