クリスマスや誕生日に複数の男性に同じプレゼントをリクエストし、手元に置くひとつ以外は質屋に売る。

そんなオネエサンと丁々発止で値段交渉する質店のバイヤーの様子を撮影したドキュメンタリーが以前は定期的に放送されていました。

最近あまり見ないのはどうしようもなく景気が悪いのか、近頃のオネエサンたちは人がいいのか、世論がそれをよしとしないからなのか理由はわかりませんが、私は「警察24時」と並んで質屋シリーズを結構楽しみにしていたので残念です。

今でも事件は現場で起きてるの?起きてないの?どっちなの?
気になるけれど、漫然と待っていてもあの番組が帰ってくるかはわかりません。

ならば現場(質屋)で働いてみればいいんだ!

というわけで質屋の買い取り受付というこれまたレアめなアルバイトの面接を受けて参りました。
勤務地はまたしても徒歩圏内♪

制服貸与、40名弱の従業員の半数以上は社員さんだということでなかなかカッチリとした職場の模様です。

職務経歴と志望理由もしっかりと聞かれ、ブランクのことも病名も伝えて説明すると面接官の方が、うちの家内も子宮頸がんを3年前に患いまして、とお話をし始めて。

当時奥様は31歳。
私より1歳年上で、面接官の方と奥様は同級生。

奥様と私は罹患した年齢こそ近いもとの状況的には違い、病気そのものは初期。
かなり早期に発見できたことは不幸中の幸いなのですが、実は妊娠と同時に見つかったそうで・・・
もちろん治療を優先させたとのこと。

状況は違うけれど、どう考えたってすごく辛かっただろうな、と思ったら何かスポーンと栓が抜けてしまって・・・

ひとしきり病気について話したのち病気で職を失った場合にはどうやって社会復帰していくのがいいか?という相談になり、、

さらに話が飛び面接官の方の最近の健康上の悩みを聞き、そこからまたさらに話が飛んで無理をしない生き方がいちばんいいよね!そうだよね!健康あってこそだもんね!

と面接から道が外れ過ぎて軌道修正不可に。

そして面接官の方の打ち合わせの時間になってしまいタイムアップ。

最後に「あの、じゃあ、これから何名か面接が決まっているのですべての面接が終わる1週間後に合否については連絡しますから。」と。

あ、うん。
なんかもう腹割って話し過ぎて逆に受かる気がちっともしないんですけど。

まぁ、彼(面接官。50分間の雑談でもはや友達のよう。)の奥様がすこぶる元気だと聞くことができて嬉しかったからなんでもいいやー。

しばしキューピット業に勤しむとするか・・・

はふぅ。。