2011年1月の告知の約1ヶ月前。

2010年12月に健康診断を受診していました。


そもそも健康診断の受診は2010年11月に右下腹部痛で同じ病院の内科で受診するも盲腸かもです、と言われて、なんじゃそりゃ素人でも違うってわかるなぁ~、この際詳しく調べよう!と思ったからでした。


婦人科がん検診のオプションもつけてのフル装備受診。


にもかかわらず、結局動けなってから最々度同じ病院に行ったらあれよあれよと今の病院に紹介され、卵巣がん3期と宣告されるという結末に。


なんなの、それ。


しかも健康診断の結果はA病院に緊急入院した後にしれーっと「異状なし」と自宅に届くっていう・・・


それだけでも腹立たしいのに、さらに3日後その病院からまた健康診断の結果が届いたので、なんだなんだ謝罪か?と思ったら「検査結果で抜けてるところがありました。すみません。でもそちらも異状なしです。」とのレターつきで、聴力か何かの項目が付け加えられていました。


・・・逆撫でしやがって!


だいたい健康診断を受けたから大丈夫~緊急連絡もないから異常ないんだ!と喜んで11月にも12月にも海外旅行に行って暴飲暴食したり睡眠時間もそこそこに遊んだり、それはもう身体に悪いことばっかりしちゃって、急激に悪くなった感じがしたのはそのせい?なんて思ったりもしました。


今さら言っても仕方ないけれど、いったいどうしてこんなことになってしまったんだろう、と思った私は健康診断で触診をしてくれた婦人科の院長先生にお話を聞きに行くも非常に横柄な態度(こんな感じ )でいらっしゃって。


ぬううううう!!!

憤怒!!!!!!


というわけで、今さらではありますがカルテ開示請求をしてみました。


オオゴトにとらえられて改ざんされたらたまったものではございませんので、受付のおねえさんに

「これからの自分のために正確な情報を知りたくて・・・」

と、ねぇ、あなたも女性ならわかりますでしょ、つらいの、私・・・(涙)

といった風情で良心に訴えかけるとあっさりとカルテのコピーしてくれちゃいました☆


その後、A病院にカルテ開示をお願いしてみたらちゃんと「開示申請手数料5,000円、コピー代1枚50円、CD ROM3,150円」などと書かれた料金表をいただきましたけれど。

そして、カルテ開示には審査があるので1週間程度お時間をいただきます、と書いてありますけど。


あの受付の彼女、大丈夫かな・・・

怒られちゃったかな。。


まぁ、私の知ったことではありませんけどね。

敵陣営ですから。


そして、カルテを見てみると・・・


11月の時点で「婦人科疾患の可能性もあり」


って書いてありました。


あのですね、疑ってるのなら12月の健康診断でちゃんと診てくれませんかねぇ。

病院っていうところは横のつながりはないのでしょうか??


そして1月にA病院へ行った時に持って行った紹介状のコピーを見ると


傷病名:小腸腫瘍の疑い 腹水


と書かれ、CTの結果には


『大きな卵巣腫瘍を認めます。

悪性腫瘍の可能性が高いです。

転移を否定できません。

腹水を認めます。


診断:巨大卵巣腫瘍、悪性の疑い』


と書かれていました。


そうだったんだ・・・


私がふらーっと今の主治医先生のところへ行った時、先生は私がもうすでにがんだったわかっていたんだ・・・


だからあんなに悲しそうな顔で「ひとりで帰るの?ご家族に迎えに来てもらえないかなー・・・歩ける?」なんて言って、今でこそわかる悪いお知らせがある時に下がるまゆ毛が思いっきりハの字になっていたんだ・・・


すでに腫瘍熱が出ていたのか体温も38度近くあり、風邪と勘違いしていた私はその日は風邪薬を処方してもらって帰宅し、次の日から3日連続各種検査を受け、4日後には卵巣がんだと告知を受けました。


医療及び法律の素人の私は


「どうして1月にあんな状態になるくらいのがんが、11月はまだしも12月の健康診断でわからなかったか?それって医療過誤、がんの見落としではないか?」


とその院長先生のミスの重大さを思って怒り心頭、責任重大と考えますが、法的に考えると


「12月の時点ですでに3期に入っていたら(私は3-C)5年生存率や治療方法、その治療を行ったことによって生じる後遺症や損害が変わらないのでNOTギルティー」


となるそうです。


でもですよ、でも。


じゃあ、なんでそんな巨大腫瘍って書かれるブツも見つけられないかっていう医師としての適性のなさ、能力のなさ、恥ずかしくないの?


っていう話ですよね?


うん、12月でも3期だからね!だからボクには責任ないよね!なんて言っちゃったら医師として(人間としても)ダメでしょ、と思うわけです。


法律ってやつは悪いヤツを罰するものじゃないんだなぁ・・・

もちろん、基本はそうなのですが応用編は違うのだな、と。


原因と結果=因果関係、これに尽きるんだな、と。


私が勝手に吠えてしまったら、逆に私が名誉棄損で悪者扱いされちゃうのかしら。


でも、今日も「所見なし!」と院長ヅラして言っているかと思うと恐ろしい・・・


患者を救いたいと医師になったはずなのに、熱意はどこに忘れてきてしまったんだろう。


熱意云々はもうこの際彼には望まないし、どんな考えで医師をしていても関係ないけれど・・・

私がカルテ開示請求をしたことでもうこんなケース二度とあってはならない!と緊張感を持って診察してくれたらいいな、と思うのです。



でも、個人的にはぜーーーーぇったい許さんぜよ!!!