さて、RX-8はエンジン換装の為、神戸へ旅立ちました。

入庫先は 【フォルトカンパニー】 さんです。



僕の中で 「 ロータリー = フォルト 」 と言うくらい全幅の信頼をおいています。

巷で流行っている 「ロータリー保存委員会!?」 の様な方向性ではなくて、

純粋に 「楽しく♪速く♪」 を追求した姿勢に非常に好感が持てます。


「 RBやSRはさぁ~直ぐ思い通りになって、簡単に結果がついてくるねん 」

「 でもロータリーは楽珍に思いのままにならない事が面白い 」

とは、フォルト代表K氏の言葉。


実際に怪獣の様なロータリー車が勢ぞろいしているようで・・・

濃いぃぃぃローターリー乗りには持って来いなきがします・・・

あ・・・レシプロは・・・当然の如くどれもこれも速そうですよ。


で、フォルトさんの一番好きなところ。

それはユーザーに冒険させない・・・と言う点。凄い安心感がある。

「チューニングエンジンはガラスの様な・・・」って感じが全くしないですね。

あと自分で 「俺はめっちゃ適当やで!」 って言う所も可愛い♪ですね。





そんなフォルトカンパニーで製作されたエンジンは 「 純正+α 」 な仕様・・・

つまりは 「 オーバーホール+α 」 と言う事。。。


それでも、225PS~230PSを安定して発揮する高出力エンジンです。


計測は ダイノパック を用いて 5速(直結ギア)で計測。

もちろん係数なる、意味の判らないものは除外。


おそらく、このエンジンを搭載した今は無き 前期型SE3P こそ、「岡山国際サーキットのランカー」な筈です。

(おそらくですが、今日を持って1.48台前半に突入しているRX-8は把握していません。)


皆さんもご存知だと思うのですが、RX-8ってそのままパックに乗せると170PS位しかないんです。

おそらく、吸気排気をしっかりやって、ECUを現車合わせして190PSにのれば上物だと思われます。

また純正のECUも非常に良くできて、書き換え=出力上昇・・・と言うフレーズには正直疑問を持っています。

もう、インテークの切り替えポイントなんて、やればやるほど純正スペックになってしまうのです。


エアクリーナーに関しても、ブログ等で「よくなった!」って目にしますが・・・

少なくとも【超】有名ブランドの2つは、見事に出力低しました。


有名ショップのECUも装着してパックに載せましたが・・・

「何故ゆえに出力低下?」の様な物もありました。。。


皆さんも、広告的なインプレではなく、実践的なデータを参考にして頂きたいと思います。



「この前期型エンジンを、後期に載せてしまえ」

と言う、勢いだけの安易な発想で・・・

この後地獄が待っておりました。




「エンジンを生かしたまま、ボディーを逝かしたオーナー様が悪い!」

と言う結論に、僕が無理やり持って行ったお話は、また次回。。。