位相法は現実現象をみるので
実際の状況や行動ありきです。

ストレートな行動をしている人と
行動が曖昧な人とでは
現象のあらわれ方が違ってきます。

そしてまた目指すところが
発展なのか維持なのか
縮小なのかによって
吉凶が変わり使い方も変わります。

▼ 位相法



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①命式に半会と対沖どちらもある
用心深いブレーキと冒険的なアクセル
両方あるということなので
つまり行動面に両極端さが出ます。

例えばひとつの命式に
・月支と年支は半会
・月支と日支は対沖
どちらもがある場合は
・物事の前進においては大胆
・物事の締めにおいては慎重
そのままひとつずつ解釈し
両方あるのだとつかみます。


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②年運(もしくは大運) で
    半会も対沖もまわってくる

2021年の「辛丑」年のめぐりとして
例えばひとつの命式に
・年支に「戌」の沖
・日支に「巳」の半会
がある場合は
・物事の前進はせずに
・今までやってきたことで
   物事の達成を実らせる
と、これもそのまま場所の意味と
位相法の意味を繋ぎます。


↓さらにその上で
貫索がまわっているのなら
・一歩先の取り組みで進むのは出来ないが
   今までのノウハウを使って
   結果をまとめていく新しい出発は出来る
と組み立てます。

車騎がまわっているのなら
・一歩先の取り組みで働くのは出来ないが
   今までのノウハウ使って
   結果をまとめていく活発な行動は出来る
というように組み立てます。

「出来る」というか
「その方がうまくいく」のです。
   
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半会は融合現象ですから、
まわってきた時に
融合させられるものがあるかどうかで
大きく広がる人と何もない人の差は出ます。
融合させられるものとは
それまでの自分の現実行動によります。