位相法は現実現象をみるので
実際の状況や行動ありきです。
ストレートな行動をしている人と
行動が曖昧な人とでは
現象のあらわれ方が違ってきます。
そしてまた目指すところが
発展なのか維持なのか
縮小なのかによって
吉凶が変わり使い方も変わります。
▼ 位相法
*****
①命式に半会と対沖どちらもある
用心深いブレーキと冒険的なアクセル
両方あるということなので
つまり行動面に両極端さが出ます。
例えばひとつの命式に
・月支と年支は半会
・月支と日支は対沖
どちらもがある場合は
↓
・物事の前進においては大胆
・物事の締めにおいては慎重
そのままひとつずつ解釈し
両方あるのだとつかみます。
*****
②年運(もしくは大運) で
半会も対沖もまわってくる
2021年の「辛丑」年のめぐりとして
例えばひとつの命式に
・年支に「戌」の沖
・日支に「巳」の半会
がある場合は
↓
・物事の前進はせずに
・今までやってきたことで
物事の達成を実らせる
と、これもそのまま場所の意味と
位相法の意味を繋ぎます。
↓さらにその上で
貫索がまわっているのなら
・一歩先の取り組みで進むのは出来ないが
今までのノウハウを使って
結果をまとめていく新しい出発は出来る
と組み立てます。
車騎がまわっているのなら
・一歩先の取り組みで働くのは出来ないが
今までのノウハウ使って
結果をまとめていく活発な行動は出来る
というように組み立てます。
「出来る」というか
「その方がうまくいく」のです。
*****
半会は融合現象ですから、
まわってきた時に
融合させられるものがあるかどうかで
大きく広がる人と何もない人の差は出ます。
融合させられるものとは
それまでの自分の現実行動によります。