それでも前輪(フロントタイヤ)からスリップダウン(転倒)するのは? | エンジョイ・バイク!~ブログ~
2016-09-24 13:37:22

それでも前輪(フロントタイヤ)からスリップダウン(転倒)するのは?

テーマ:バイクスキルアップ
それでも前輪(フロントタイヤ)から
スリップダウン(転倒)するのは?


前の記事で、

「後輪(リアタイヤ)が、グリップしていれば、
 前輪(フロントタイヤ)が滑っても転倒することはありません。」

と書きましたが、

それでも、

フロントからスリップダウン、という経験をされた方もいると思います。

何故?

それは、後輪(リアタイヤ)もグリップを失っているからです。


フロントからスリップダウン、の状況を思い出してみましょう。

多くは、限度を超えた急ブレーキ(パニックブレーキ)による「握りゴケ」。

(本当はブレーキレバーは握るのではなく「引く」が正しい操作)

このとき、急激なフロントブレーキの作動で、
バイクの車重、ライダーの体重のほとんどは前輪にかかり、
後輪は、ほとんどグリップしていません。

急激なフロント荷重で前輪は滑りやすい状態、
あるいは、すでに滑り出した(ロックした)状態である上に、
後輪は、ほとんどグリップが抜けた状態です。

さらに、急激な過度のブレーキ操作で、
両腕には力が入り、ハンドルを押さえつけた状態。

つまり、バランスを崩しかけたバイクの復元力を阻害した状態で、
バイクがバランスを保てなくしているのです。

そのうえ、本来なら、車体に固定されておらず自由に動くフロントフォークは、
瞬間的に、車体に固定された状態
になります。

(詳しくは、前の記事で)

過度の急激なフロントブレーキ操作は、
フロントサスペンション(フロントフォーク)の沈み込みである、
ノーズダイブに加速がつき、

路面追従のために残る、バネの残りしろまでも使い果たした、
フルボトム状態。

一時的にせよ、サスペンションの機能は失われています

つまり、

・前輪がロック
・後輪もグリップ不十分
・車体の安定性や復元力も阻害
・サスペンション(路面追従)機能もなくしている
・フロントフォークがスムーズに動けなくなっている


前輪(フロントタイヤ)がスリップしても転倒しないための
バイクの構造的機能がすべて失われた状態であるからなのです。



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