ヤマハの「C3A」とスタインウェイの「S155」の修理 | ㈱フロイデ 1級ピアノ調律技能士T(田中)の日記

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このページでは、株フロイデTこと田中が、日々の出来事(調律、ピアノ修理、その他の出来事)を紹介いたします。

今日は現在修復中のヤマハのグランドピアノ「C3A」のハンマー整形からニコニコ
先端がかなり潰れているため↓
形状をきれいな卵形に↓
先端の溝を「取る」のではなく「減らす」イメージで得意げハンマーの弦との接触面積が大きくなればその分倍音が出にくくなり、幅のない音となってしまうので、なるべく弦に点接触するような形状にしてあげます。最終的には表面のケバケバを細かいペーパーで落とすのですが、それは整音にて針入れした後に仕上げで行います(^-^)

そしてスタインウェイのグランドピアノ「S155」のほうの作業!
デュープレックスも↓
ピカピカに磨き上げ↓キラキラ
弦枕フェルトの厚さが足りないため↓

裏にフェルトを貼って嵩まし↓ヤマハだと厚紙を貼りますが…
弦を張った時の圧力にて少し潰されるくらいの高さが丁度いい感じです♪
そして紐を使いアグラフの角度・高さの調整↓


スタインウェイのアグラフは、ネジ部分が太いタイプと細いタイプがありますが(7/22ブログ参照)、太いタイプは比較的ねじきりにくいためわりと強めの力で捩じ込んでも平気です♪今回は作業内容的に中音のみ優先的に行いましたが、一つもネジ切らず出来て一安心キラキラ
そして弦の番手を印字し↓
今日はひとまずこれで終了です♪明日も1日会社にいるためこの続きと、先日C3Aと一緒に入荷したヤマハのグランドピアノ「G3E」のほうのハンマー整形を行う予定です(^-^)/

そして今日、しばらく倉庫に保管していたベヒシュタインのアップライトピアノをショールームに持って来ました↓
かなり古いタイプで、鍵盤も85鍵しかありませんあせる
かなり状態は酷いですが、やはり昔のベヒシュタインだけあって鳴りがいい…直すと凄い音になりそうな予感がしますキラキラ
現在は他のピアノで手一杯ですが、9月ぐらいからこちらも修理していけたらなぁ…と考えています汗

当社は9月いっぱい「決算セール」となるため現在商品の修理・調整に加え外回り調律も多く、かなりてんてこ舞いです!しかしC3AとG3E、その他のアップライトピアノは何とか9月上旬には調整完了させないと…頑張ります!