このところ、連日TVで国会中継をしている。興味はあるんだけど、どうしても長く見ていられない。何度もチャンネルを合わせるけど、やっぱり長くは見ていられない。

 

今回問題になっている自民党の「政治資金パーティー収入の裏金問題」。これは私のような政治に疎い国民にも「自民党がズルをして、集めたお金をこっそり隠し、それを選挙などの費用に充てるという許されないことをしたんだ」と分かっている。

 

その件に関し、この国会で出来るだけ責任逃れをしたいという自民党と、ここぞとばかりに追及する野党議員とのやり取りを繰り返し聞かされるのにはウンザリする。

 

今も共産党の田村議員が滔々と非難を続けている。盛りだくさんの証拠や経緯をあげて、子供に説教するような上から目線で追及している。正しいんだろうけど聞き苦しい。

 

そう言えば、昨日は辻元議員が開口一番、総理に「土曜日の予算の決定の仕方に対し、まずは謝ってください」と言ってた。これに対して、岸田総理は謝るわけにはいかないので、方向の違った返事をしていた。立場上、まともな返答はできないのだろう。そこで一段と野党議員は怒る。

 

なんだか、旦那の浮気の証拠を握った女房が、際限なく旦那を攻め立てているみたいだ。旦那の不誠実な言い訳も、女房のくどい文句も、どちらも聞くに堪えない。だからますます気持ちが政治から遠のいていく。

 

今の野党の追及方法は正しいのだろうか?クドカンに台本を書いてもらって、阿部サダヲに演技指導をしてもらったら、国民も国会中継にもう少し惹きつけられるようになるのではないだろうか?