ダイエット7日目

今朝は前日より200グラム増累計1000グラム減となりました。

 

昨夜は三女がやってきたので、ルイ君も呼んで(三女が会いたがるのです)ありあわせの野菜や鶏肉、冷凍のコロッケなどを揚げ、白ワインをお刺身で飲みました。どれだけ食べたか不明だけど、まあ、この程度の体重増加で済んでよかったです。(笑)

 

今朝は8時半からルイ君とスーパーに行きました。予想通り、早朝のスーパーは空いていました。私は今年初めてのスーパーでの買いもので、ルイ君と一緒に行くのはもう何カ月ぶりという感じです。

 

帰宅すると、クリスマスも過ぎたのに、今もくるみ割り人形のDVDを見たがるルイ君。今日は私の勉強机の回転椅子に座って足を組み、本を膝に置きながらDVDを見て、超リラックスしていました。(笑)

 

私はそれから朝ごはんを食べました。

 

スーパー買った寄せ豆腐にすりごまをのせて。春雨スープ(インスタント)とミカン。

 

ルイ君は私の家でとても楽しそうにリラックスしていたので、ついでにお昼ご飯も私と一緒に食べることにしました。

 

昼食(2人分)

トン汁(レンコン・タケノコ・人参・大根・カボチャ・豚肉・餅)。

 

豚肉を切らしていたので、今年初めてのトン汁です。お餅も入れたらすごくおいしくて、ルイ君もよく食べてくれました。(お餅がのびています)

 

おやつ(2回・笑)私だけです。

 

 

夕食

お昼のトン汁(美味しくて飽きない)、ラタトゥイユ(豆入り)、もずく酢  

(今日は冷蔵庫の野菜整理メニュー)

 
ルイ君は午後2時頃帰ったので、溜まった録画の中から「黄昏」というタイトルの映画をみることに。
 
これがまあ、すごいストーリーでした!
 
「黄昏」という映画は老夫婦の物語だと漠然と思っていたら、実は1981年制作の「 On Golden Pond」の邦題も「黄昏」となっていて、多分私はその映画のイメージをもっていたのだと思います。
 
今日私が観た「黄昏」の原題は「Carrie」で、1952年制作の映画。(ネタバレあり)
 

高級レストランの支配人であるジョージ・ハーストウッド(ローレンス・オリヴィエ」は客のチャーリーの恋人である田舎から出てきた貧しい若い女性キャリー・ミーバー(ジェニファー・ジョーンズ)と出会い、恋に落ちる。ジョージは妻子があることを話せないままキャリーに愛を告白、キャリーも強く心惹かれる。

 

しばらくするうちに、2人の関係はジョージの妻が知ることとなり、もともと冷え切った夫婦関係が更に冷え、妻の方は離婚に応じない。また、チャーリーからジョージが既婚だと知らされたキャリーはショックを受け、ジョージをなじって帰ってしまう。

 

毎夜金庫にお店の売り上げを入れて鍵を掛けて帰るジョージが、たまたま大金の入った封筒を床に落として拾おうとしているうちに、金庫が閉まってしまった。金庫は翌日にならないと開錠できない仕組みになっているので、やむなく内ポケットに入れて帰宅したところ、レストランのオーナーと妻がいて、オーナーは「キャリーと別れない限り、ジョージの給料も妻の方に渡す」という。

 

それを聞いたジョージはその封筒の大金を持ったまま、キャリーの家を訪ね、チャーリーが怪我をしたので病院へ行こうとウソを言って連れ出す。そして、汽車の中でジョージは、チャーリーの怪我はウソであること、また離婚が成立したので、このままニューヨークに行こうとキャリーを口説き落とし、2人で新しい生活を始めることになった。

 

まあ、客観的にみると、中年の男性が若い娘に夢中になり、家族を捨てたということだけど、さて、そこからどうなるのか・・・

 

しばらくニューヨークのホテルで幸せな暮らしをしていたが、保険屋に住居を突き止められ、残っていた有り金を渡す代わりに警察に引き渡すことだけは勘弁してもらう。

 

そこで一文無しになった2人の貧しい暮らしが始まる。後ろめたいことをしているので友達にも頼れず、これまで携わっていたレストランの業界ではお金を持ち逃げした話が広まっているので、それがバレると首になり、最後は皿洗いの仕事すら手に入れるのが大変になる。

 

そんな時に、妻が弁護士と現れ、共有名義である持ち家を売却したいので、サインをしてほしいという。ジョージはサインをするなら金額の半分をよこすよう頼むが、妻はもしサインをしないと重婚の罪で訴えると脅す。

 

すっかり離婚は成立しているものと思っていたキャリーは激しく動揺し、結局、サインするかわりに離婚を認めてもらうということになり、お金はまた一文も手にすることができなかった。

 

一体、このカップルの将来はどうなるのか、皆目見当もつかずに見続けていると・・・

 

ジョージの妻は金持ちの娘で家柄もいいので、息子はやはり財産家の娘と結婚することが新聞で報道される。ジョージは長男とは仲がよかったので会いたくなり、キャリーもジョージをシカゴの息子と会わせようとする。

 

その時にはキャリーはジョージを息子のいる世界に帰そうと覚悟していた。そして父親を奪ったキャリーが息子に受け入れられるはずはないので、別れを決意していた。しかし、ジョージは自分のみすぼらしさを息子の前にさらす気になれず、ニューヨークに戻ってくる。すると、キャリーが「息子さんといる方が幸せだと思うから」という置手紙をして家を出ていたのだった。

 

家を売った大金の一部まで犠牲にして手に入れた妻の座。今や正妻なのに、行方をくらますって・・・。ジョージの気持ちを考えてよ、と言いたくなった。そして、それからあと二人の人生は天と地ほどの差ができる。

 

なんと、キャリーは女優として大成功。そして、昔の恋人チャーリーが楽屋に尋ねて来る。昔逃げられた恨みも全くないお調子者のチャーリーから、キャリーと駆け落ちするためにジョージがお金を盗んだこと、当時はシカゴ中で大変な騒ぎだったことを聞き、そのためにニューヨークでも職を得られなかったことを知る。そして、ジョージを探し始めるが見つからない。

 

そして私達観客は、夜だけ過ごせる公共の簡易宿泊所に浮浪者として寝ているジョージを見つけて愕然とする。もともとキャリーよりはずっと年齢が上だったので、今ではすっかり老人である。その彼は物乞いになり果てていたのだ!あの、華やかな一流のレストランの支配人だった、スマートで魅力あふれていた人が!

 

ある夜、公演後のキャリーの楽屋口に物乞いとなったジョージが現れる。どうしても食べ物が必要だったのだ。その姿にショックを受けたキャリーは彼を楽屋に連れて行き、やり直そうと当座の金を渡すがジョージは「大金すぎる、小銭にしてほしい」と言い張る。キャリーは小銭を借りに事務所に行くが、その間にジョージはキャリーが置いて行った財布に残っていた小銭を1つだけ取り、紙幣を戻し、そのまま出ていく。

 

ここで The END でした。

 

こういう映画って、何が言いたいのかな?まさか、「家族を捨てて若い女に走ると、結果はみじめだよ」って言いたかったわけじゃないでしょう?「人生はドラマチックだよね」ってことかしらん?

 

なんだか「恋に生きた!」って感じもしません。ローレンス・オリヴィエがハンサム過ぎたから物乞いになってしまったのが腑に落ちないのかな?もうすこし並の顔だったらよかった?

 

例えばジョージがだんだん生活が堕ちていくことにいら立って、キャリーに当たるようになり、キャリーが辛い思いをして、破局して・・・再会というのならありがちなドラマなんだけど、最後まで2人ともいい人なんだもの。

 

でも、先が全く読めないストーリーはやっぱりすごいなとは思います。だって、ながら族の私が目が離せなかったんですから。長編小説を読んだ後の様な気持ちになりました。

 
 

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