昨日の日曜日、溜まった録画を観ることにした。

週5回放映のNHKBSプレミアムシネマに加え、気になる連続ドラマや特番などを予約録画しているので、どんどん溜まって行く。古いのから選別して消去していこうと思って遡っていたら、昨年末の忠臣蔵(前編)が出てきた。

 

誰が大石蔵之介を演じている忠臣蔵か、それだけ確認しようと見始めた。すると長谷川一夫版の忠臣蔵で、奥方が山本富士子、浅野内匠頭が市川雷蔵、吉良上野介が滝沢修、そのほか京マチ子や淡島千景などが出ていた。

 

私の時代より少し上の世代の本格的な時代劇。衣装もセットも豪華絢爛なら、出演する俳優も人気者が総出演しているらしい。映画大盛況の時代が偲ばれる。歌舞伎程ではないけれど、男性もアイラインにつけまつげの厚化粧をしていて、それがいかにも本物の時代劇らしい。

 

結末の分かっている映画だけど、見ていておもしろく、最後まで見ようと思ったのに、後半に続くところで録画が終わっていた。もしかしたら、毎週2時間枠を予約録画していたところに、暮れの特番で2時間を超える作品が入ってきたのかな?残念!

 

続いて「ラストサムライ」を観た。渡辺謙とトム・クルーズのW主演。これも忠臣蔵同様、侍の心意気が好意的に描かれていて、日本人の自尊心をくすぐる作品。外人から見た日本の風習などを見下ろすのではなく、むしろリスペクトしているところがやっぱり嬉しかった。

 

夜になって、土曜日に録画した「その女、ジルバ」を観ようとしたら、丁度地震が起きた時間だったので、ニュースに替わっていた。

 

そしてリアルタイムでは観られなかったNHKの新大河ドラマ「青天を衝け」の第1回目の録画を、午後11時頃から観た。

 

これは本当に楽しかった。昨年の「麒麟が来る」は、その配役にすごく違和感があり、衣装やセットの安っぽさにがっかりしていたのだが、今回は配役にもセットにも衣装にも全く違和感なし。以前、渋沢栄一の特集番組を見た時、単に経済のセンスに恵まれて成功した人というだけでなく、その人格を讃えていたので、主人公には初めから好感を持っている。これからが楽しみだ。

 

というところで、初回は15分の延長版だったが、いつも通り45分で録画が終わっていたのには思わず「あー」と声をあげてしまった。仕方ない、土曜日の再放送を見ることにするか。


それから先週の第1回が衝撃的だった「六畳間のピアノマン」を見た。主人公の悲しい気持ちも、悔しい気持ちも、やけくそになる気持ちも、すごくわかる。そんな絶望的な気持ちにいろいろな要素がごく自然に絡まってきて、最後には希望を見出し、歩み出す主人公を見ると私も安堵する。主人公の気持ちの変化が手に取るようにわかるのは脚本と役者さんの力かな。

 

私はTVドラマの「コロンボ」と「ポアロ」も大好き。コロンボは薄汚れている方が落ち着くという庶民派で、自己顕示欲は全くなし。ポアロはずんぐりした小男なのに、気障でおしゃれで褒められるのが好き。

 

共通しているのは素晴らしい頭脳と正義感、それに根本にある優しさで、その人間らしさが大好きだ。そして、共にその時代らしさが出ている調査法や心理学的な考察が面白い。録画がけっこう溜まってきているので、今晩はこれをいくつか見よう。

 

昨日(今朝)は午前3時まで夜更かしして、今朝はお寝坊。気付くと歯医者の8:30分からの予約を忘れていた。どういうわけか、スマホの予定表から、前日に来るはずのお知らせが解除され、当日10分前だけになっていて、全く気付かなかった。申し訳ない。謝って、来週に取り直してもらった。

 

今日は早寝をして、明日は早きしましょう。

 

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