綿毛がひとつ舞い込んだ

 

ふわ、ふわ、ふわ

 

風に乗って軽やかに

 

ふわ、ふわ、ふわ

 

捕まえようと手をのばしたら、

生きてるように身をかわす

 

ふわ、ふわ、ふわ

 

何度も逃げられているうちに

可笑しくなって吹き出した

 

一人長閑な昼下がり

綿毛に遊ばれている私

 

 

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