先週の土曜日で、2年3ヶ月通った英会話教室を一旦辞めることにした。

 

辞めようと思った5月の連休頃は、仕事をリタイアして2年半が過ぎ、毎日の生活の新鮮さが失われ、すべてが退屈に思えてきた時期だった。

 

中でも英会話のクラスは、4月のダンスのデモの前後に自己都合で休んだのに続き、5月の連休のため学校が休みとなったので、その後は通うのがすっかり面倒になってきた。

 

やっぱり授業のマンネリが原因かな?今のクラスは校長が担当となって1年半位になる。校長なので、授業の進め方も他の先生よりはかなり自由で、テキストを一語一句追っていくやり方でなく、テキストの中心の部分を使って自分の考えを述べさせたり、その考えに対するほかの人の意見を求めたりというやり方である。

 

今は、30代前半の男性と女性、40代後半の男性、70歳の私の4人が生徒で、校長は50代前半である。校長は冗談が好きで、授業中は笑いが絶えないという楽しいクラスではある。しかし、その突っ込みにもちょっと飽きてきた。

 

例えば年齢の話がとても多い。多分他のクラスでは校長が最年長なので、オバさんをからかったり、逆に若い人をからかったりという状況で問題ないと思う。でも、このクラスには70歳という飛び切り高齢者の私がいる。年齢のジョークは私にとって微妙なテーマになることもあるのだ。

 

大抵私が一番にクラスに着くのだが、いつも「一番若いお嬢さん、いらっしゃい」と迎えられてしまうのもちょっと鬱陶しいではないか。

 

ただ、この校長は誰にでも話す機会を十分に与えてくれるし、英語という言語に関する感覚がとても鋭い。語学講師としてはとても優れているし、またこんなに派手に冗談を言い、自分で大笑いする賑やかなイギリス人教師もいないと思う。他の教師に替えてほしいとは思わない。

 

今、元気が回復してきた私は、英語の力をもう少し付けたら、再度彼のクラスに通ってもいいなと思っている。今度ははっきりと冗談に対抗できる力を持って。

 

でも2年3ヶ月間、やっぱり通ってよかったと思えるのは嬉しい。ただ通うだけという私の努力不足のため、語学力が進歩したとは感じられないが、外国人にいくらかでも慣れることができ、フランス語と英語をごちゃまぜにしないようになってきたことを成果として、一区切りを付けようと思う。さて、次は何に挑戦しようかな。

 

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