昨日、長女のお婿さんから、すぐ下の弟がすい臓ガンだとわかり、滞在先のルーマニアから急遽飛行機でフランスに戻り、入院したと連絡があった。もともと偏食で、肥満体だったのが、3年前にパリで会ったときはすごくスマートになり、ハンサムに変身していて驚いた。空港まで迎えに来てくれたのだけど、「ダイエット?」と訊くと、「何もしないのに痩せた」という。糖尿病だと聞いていたので、自然にしていて痩せるのは良くないのでは?と心配だった。

 

今年の冬にお婿さんが来日した時も、弟の体のことはとても心配していた。しかし、彼は独身の一人暮らしなので、偏食は治らなかった。とても気の良い弟で、我が家の妹2人も、遊びに行った時はいつも一緒に食事をしているので、昨日から我が家は暗い雰囲気に包まれている。

 

実は、私のたった一人の大切な妹も、昨年からガンと闘っている。抗がん剤治療をしながら、ブログにアップすることは、嫁いだ娘たちの家族と共に外出したこと、旅行に行ったこと、自宅でのクリスマス、お正月、ひな祭りの家族の集まりなど、楽しい話で一杯。いつも気丈に明るく前向きに振る舞う妹である。

 

でも、時に体が辛いことが少しでも伺えると、私は本当に切なくなる。昨年、工場を閉めて、ようやくこれから自由に過ごそう、私とも一緒に旅行でもしようね、と言っていたのに。オシドリ夫婦であり、子供、孫たちに本当に愛され、一家の太陽のような妹である。私は勿論、我が家の娘たちも大好きな叔母である。私の姑だってべた褒めしてくれた妹である。どんなことがあっても快復してほしいし、絶対快復すると信じている。

 

一方、主人は5人姉兄の末っ子なので、姉や兄はもう70代後半から80代へとなっている。神戸に住む長兄も80歳を超え、心臓が悪く、長くはないという噂も伝わってきている。

 

又、私の母の姉である伯母も95歳という高齢であるが、これまで本当に元気だったのに、昨年12月から起き上がれなくなり、施設に入ったそうだ。ブログ友達のタケシさんのお父様も95歳で先月永眠されたとかで、お会いしたこともない方ながら、最後まで自立してお暮しの様子を拝読していただけに、本当に残念で寂しい。

 

なんでこんなにガンが蔓延しているのだろう。ガン家系の私も不安を感じる。そして人間は、元気であっても、やっぱりいつかは死ぬのだと思うと、どんどん年を取っていくばかりの今後の人生に希望が持てなくなりそうだ。

 

人生にはこんなに辛いことが重なる時期があるのだろうか?のんき者の私でも、さすがに元気がでないのである。

 

それでも、孫には夕食が必要。

生協の宅配から焼き鳥。

おからハンバーグは、私のダイエット用に。

 

 

宅配の「にらとエビの饅頭」の温野菜を添えて。

 

 

みんな、みんな、元気になって!長生きして!

 

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