さきほど、
家着いていっていいですか?
というテレビ番組を観ていました。

途中から観ていたのですが、

イノマーさんという癌に冒されたバンドマンの夫を支えた内縁の妻、ヒロさんという方のお家に着いていっていました。


ヒロさんもですが、
イノマーさんの親友の峯田さんも、
みんな、イノマーさんの前では泣かずに、
冗談を飛ばしながらお話しされてて、
すっごいすっごいイノマーさんの事を思いやれるカッコいい方たちだと思いました。

カメラのないところで、誰もいないところで、
いっぱいいっぱい泣いていたと思うんです。
でも、イノマーさんの前では気丈にお話しされていて、

次のライブの話しをしたり、
冗談を言い合ったり。


今の私は、弱っていく友達を前にして、
あんな風に気丈に振る舞えません。
悲しくて怖くて、受け入れられなくて、絶対泣いてしまいます。

そうすると、ご本人が困ってしまって、
気遣わせてしまいます。

ご本人を思えば、
ひょうひょうとして、
自分にできることは最大限協力して、
笑わせてあげる事が一番良いと思います。


が、今のわたしは、
自分の感情が先立ってしまうような
幼稚なおばさんなんです。


それを強く強く思いました。


カイちゃんのときしかり、
今の、サクの皮膚の炎症しかり。

心配して心配して、心配しすぎて、
サクがおどおどしてしまっています。

ちょっと警戒モードかもしれません。💦


ばあちゃんが入院したときも、

弱ったばあちゃんをみて、
動揺して、どう接して良いかわからず、
触れることもろくにできませんでした。

亡くなったときも、
誰よりも泣きました。

ひとめをはばからず、
自分の感情だけが溢れてしまって、
わんわん泣きました。


せめて、病気と闘っているときは、
本人を前にこちらは泣いてはいけないのです。

一番泣きたいのは、ご本人なのですから。

自分、自分と、自分の感情が外側に直結する私は、ほんとに幼稚です。

なので、今年の目標、
どっしり構えたお母さんになる、
は、こういうことです。


峯田さん、ほんとすてきな人だと思いました。


はぁ〜〜
ほんと命ってなんだろ、と思います。

わからないんですけどね、

いのちをお腹で育てているマタニティ。

それでもわかりません。

なんだろ?
意味なんてないんだけど、
けどだれかにとってはすっごい意味を帯びたりします。


意味、という概念があてはまるかもわかりませんが、

いのちがなにか?は重要ではなくて、
いのちと自分がどう向き合うか?なのかな??

自分のいのちもそうだし、
夫のいのち、愛猫のいのち、
親のいのち、友達のいのち、その他、自分の周りにあるいのち、自分のまわりにないいのち、


自分のいのちにはかろうじて、自分の事ですから向き合えていますが、自分以外のいのちにはまだ向き合えていないと思います。
だから、自分の感情が先立ってしまうんだと思います。

なので、自分以外をおもいやれる強さを持ちたいと思います。

それが目標です。

相手にはなにが必要か?です。



おわり